インドネシアに勢力拠点築くか「イスラム国」

インドネシアに勢力拠点築くか「イスラム国」

中東のイラクやシリアで勢力を急拡大しつつあるイスラム過激派組織「イスラム国」。そのイスラム国が、信徒・ムスリム2億人を超える世界最大のイスラム教国インドネシアで勢力拠点を築きつつあるようだ。インドネシアで「ファクシ」をはじめイスラム国への支持を表明する過激派グループが相次いでいるのだ。

インドネシア治安当局は、同国からすでに資金や100人以上の兵士が中東の現地に送られたと分析。政府は国内での連動テロを警戒し、取り締まりを強化している。治安当局は9月13日、イスラム国に関わったとして中部スラウェシ島に偽造パスポートで入国していたウイグル系の中国人とみられる4人を逮捕。地元メディアによると、現金20億ルピア(約1800万円)を所持しており、地元の過激派を支援して中東で戦う兵士を勧誘していたとみられる。インドネシアの過激派がすでに国際的なネットワークに組み込まれていることをうかがわせるものだ。

ただ、インドネシアは世界最大のムスリム人口を擁しているが、大半は穏健派で、過激派はごく一部といわれている。