学研HD ミャンマーで学習塾 富裕層向けに算数教室
学研ホールディングス(HD)は、学習塾事業でミャンマーに進出する・現地企業と合弁会社を設立し、10月1日に幼児向けの算数教室をヤンゴンで開く。学研HDが海外で現地の子供が対象の学習塾を開くのは初めて。日本国内の市場が少子化で頭打ちになる中で、経済成長が見込まれるアジアで富裕層を開拓する。
塾は日本と同様、プリントなどの教材を使って学ぶスタイルにする。まずは就学直前の4歳から小学生3年生にあたる7歳の子供を募集。講師はミャンマー人が務め、開校当初は英語で教える。順次生徒の年齢層を広げるほか、ミャンマー語教材も製作する。月謝は日本円で4000~5000 円程度に設定。ミャンマーは教育への投資を惜しまない家庭が多いため、日本とほぼ同水準でも生徒が集まると判断した。1教室当たり20~30人の生徒を集める。日経産業新聞が報じた。