20年自動車輸出額は13年比2.5倍の110億㌦ 商業相

20年自動車輸出額は13年比2.5倍の110億㌦  商業相

インドネシアのルトフィ商業相はこのほど、2020年の自動車輸出額は13年比で約2.5倍の110億㌦(約1兆1000億円)に達する見通しを示した。実現すれば、非石油製品ではパーム原油、靴に次ぐ輸出製品となる。地元メディアが報じた。

13年の自動車の輸出額は45億㌦で、輸入額は25億㌦だった。14年1~8月の完成品の輸出台数は12万7000大。ルトフィ商業相によると、14年は13年の17万1000台を上回り、20万台に達する可能性もあるとみている。自動車の国内生産台数は08年の60万台から13年には120万台と約2倍になった。そして、20年には14年見込みの140万台から43%増えて200万台に達する見込みだ。

ルトフィ商業相はジャカルタ首都圏に集中する自動車生産拠点を、今後は東ジャワ州バニュワンギや中部ジャワ州クンダルのほか、東カリマンタン州バリックパパンや南スラウェシ州などジャワ島以外にもつくっていく考えを示した。