損保ジャパン10月からインドネシアで医療保険に参入
損保ジャパン日本興亜は9月22日、インドネシアで10月1日から医療保険市場に参入すると明らかにした。日系企業の従業員を対象とした団体医療保険を地元の大手財閥系リッポー・ゼネラル・インシュランスとの共同保険方式で提供。日系保険会社によるきめ細やかなサービスに、リッポーの持つ商品力とネットワークを活用して需要の取り込みを図る。
提供する商品名は「メディケア」。傷害や疾病時の通院、入院のほか、出産、歯科治療、視力矯正のためのメガネやコンタクトレンズなどの保障を提供する。政府の保障機関(BPJS)が1月に導入した、国民健康保険の医療費の給付調整(COB)の枠組みで利用することも可能だ。現在、金融監督庁(OJK)で商品の販売に向けた認可手続きを進めている。10月1日から正式に販売できる見通しだ。NNAが報じた。