バイオ燃料用に開発林を拡大 インドネシア林業省

バイオ燃料用に開発林を拡大  インドネシア林業省

インドネシア林業省林業総局長は9月17日、バイオ燃料の原材料を生産する「フタン・エネルギ(エネルギー用森林)」との名目で新規に43万5000㌶の森林を開発林にする考えを示した。経済紙インベスタデイリーが報じた。

同総局長は林業に関するセミナーで、「化石燃料の代替エネルギーとして、フタン・エネルギには潜在性がある」と話した。同省が開発の対象とした森林のうち、所有者が決まっていない部分が大部分を占めているという。フタン・エネルギは主としてバイオ燃料の原料となる油やしの農園などになり、付近に発電所を建設することで、電力供給などに寄与したいとしている。