H2O 10月に中国出店に備え運営会社を設立

H2O  10月に中国出店に備え運営会社を設立

エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは9月25日、中国の浙江省寧波市に出店する阪急百貨店の運営会社を10月に設立すると発表した。H2Oが8月に設立した完全子会社「寧波開発」が70%、現地企業が30%それぞれ出資する。

寧波開発は出資に必要な資金を調達するため、10月に約225億円の第三者割当増資を実施。H2Oと、官民出資のクールジャパン機構が約107億円ずつ引き受け、残りは阪急阪神ホールディングスなどが出す。総投資額は30億人民元(約533億円)。H2Oが海外で手掛ける初の自社の百貨店。開業時期は手続きに時間がかかるため2018年秋になる見通し。