インドネシアで地方首長の直接選挙廃止法案可決

インドネシアで地方首長の直接選挙廃止法案可決

インドネシア国会は9月26日、州知事や市長など地方首長選挙を、現在の直接選挙から地方議会議員による間接選挙にする法案を可決した。直接選挙はスハルト独裁政権崩壊後の民主化の原動力とされており、同国mediaなどから「時代に逆行する」と批判の声が挙がっている。

法案に賛成したのは、7月の大統領選挙で敗北したプラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官を支持する政党連合。ジョコ・ウィドド次期大統領が属する闘争民主党などは反対したが、キャスティングボートを握るユドヨノ大統領率いる民主党のほとんどの議員が採決を欠席したため可決された。プラボウォ氏支持の政党連合は地方議会で多数を占めており、地方議会での影響力をさらに強めることで、次期政権に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。