東芝 シンガポールの鉄道会社と機器販売の合弁設立

東芝  シンガポールの鉄道会社と機器販売の合弁設立

東芝は、10月1日付でシンガポールの政府系鉄道事業者であるSMRTと合弁会社を設立することで合意した。永久磁石を使った省エネモーターを核とした鉄道車両用駆動システムを販売する。まずシンガポールで既存機器の置き換えを提案。その後に欧州など省エネ需要の高い国に広げる考え

東芝とSMRT子会社のSRE(シンガポール・レール・エンジニアリング)が、折半出資で新会社レイルライズを設立する。鉄道事業者と部品メーカーが機器の販売で連携するのは珍しい。東芝の省エネモーターは発熱量が少なく、騒音の軽減やメンテナンスを簡素化できる強みがある。