インドネシアの地熱利用わずか1万4000㍋㍗にとどまる
インドネシア国家エネルギー評議会のアバディ・プルノモ評議員は「インドネシアの地熱埋蔵量のうち、50%にも満たない1万4000㍋㍗しか開発利用できていない」と指摘した。これに対し、リダ・ムルヤナ再生可能エネルギー・エネルギー保護総局長は「掘削許可や土地利用許認可の問題、地熱開発技術の遅れなど様々な要因で利用が遅れている。例えば西スマトラ州のムアララボ地区の掘削事業では、予定していた220㍋㍗の利用が叶わず、70㍋㍗しか実現しなかった」と説明した。ビスニス・インドネシアが報じた。