「汚職の強要あれば、即KPKに告発を」JJCがセミナー
ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)は9月25日、中央ジャカルタの日本国大使館で、インドネシアの汚職撲滅委員会(KPK)のスジャナルコ渉外促進担当課長を講師に招き、セミナーを開催した。
同国で閣僚や公務員らの汚職が相次ぐ中、スジャナルコ課長は「汚職に気づいたり強要されたりした場合は、すぐにKPKに告発してほしい」と呼びかけた。また、同課長はインドネシアにおける汚職の概況を説明した後、KPKが持つ権限やこれまでの逮捕統計などを解説。賄賂や強要の実態などについて、実例を用いて「許認可申請などに伴う”円滑化のための支払金”も賄賂といえる」などと強調した。