トレーディア 西ジャワ州への混載サービスを開始

トレーディア  西ジャワ州への混載サービスを開始

国際物流のトレーディア(神戸市)は9月26日、日本の主要港からインドネシアの西ジャワ州チカラン県のドライポート(CDP)への混載サービスを開始したと発表した。ジャカルタ港の到着翌日にはドライポートへ陸送する。これにより、慢性的に混雑しているジャカルタCFSをスキップし、リードタイムとコストを削減する。同ドライポートへの混載貨物の陸送サービスは業界初。四輪・二輪部品業界からの需要を取り込む。

26日にはチカランのドライポートに第1便が到着した。横浜港に集めた貨物を北ジャカルタ・タンジュンプリオク港に運び、現地代理店のクルハンズ・トランス貨物をチカランまで運ぶ。今後は神戸、大阪、名古屋といった主要港からそれぞれジャカルタに直接運送できる体制を整える。西ジャワ州には日系企業をはじめとする製造業が集積しており、チカラン県やカラワン県からの引き合いが見込まれる。