独立旗問題で内相が4/4アチェ訪問 15日以内に見直し求める
アチェ州議会が、かつての分離独立派武装組織(GAM)と同じデザインを州旗や紋章に定めた問題で、ガマン・ファウジ内相は4月4日、アチェ州を訪問し、州知事らと協議。州政府・議会に対し、15日以内に宗教条例の内容の見直しを求めた。アチェ州のザイニ知事は、旗や紋章を変更するかどうかは明言していないが、早急に検討に応じるとしている。
州議会は3月22日、GAMが使っていたものと同じ、赤地に白色の三日月と星が入る旗を州旗とする宗教条例を議決、同25日に施行されたが、州中央部と南東部ではGAMに対する反感があるといわれ、州内でも賛否は分かれている。