大同工業インド工場増設工事完了 一貫・量産開始

大同工業インド工場増設工事完了 一貫・量産開始

大同工業(石川県加賀市)は、インドラジャスタン州ニムラナ工業団地で進めていたインド子会社DAIDO INDIA PVT.LTD.工場の増設工事が完了し、二輪車チェーンの一貫生産体制への移行と、量産を開始したと発表した。今回の増設工事により、工場の延べ床面積は6100平方㍍(うち今回の増設分3000平方㍍)となった。累計投資額は7億8000万ルピー(同5億7000万ルピー)。

今回新たにプレス機や熱処理設備などを導入、ローラーやブッシュ、インナープレートなどチェーンの構成部品の加工を始めた。今後は組み立て設備を増強し、駆動用とエンジン用のチェーンを合わせた年産能力を、2015年に現在の3倍超の580万台に拡大する。インドの二輪車市場は拡大しており、現地の日系二輪車メーカーに拡販する。