インドネシアの14~15年の経済成長率 IMFが下方修正
国際通貨基金(IMF)は、インドネシアの2014~15年の経済成長率(GDP)を下方修正し、4月に公表した14年は5.4%から5.2%に、15年は5.8%から5.5%にそれぞれ見直した。中長期的な見通しとして19年に6.0%の水準になるとの予測は維持した。また、インドネシアの経済情勢がよくないため、経常赤字は対国内総生産(GDP)比、14年は3.2%、15年が2.9%になると予想している。4月時点では14年が3.0%、15年が2.7%との見通しを示していた。
消費者物価指数(CPI)の上昇率について年平均で14年が6.0%とし、前回の6.3%から引き下げた。一方で、15年は補助金燃料の値上げによる影響で、6.7%になると予測し、5.5%から引き上げた。