インドネシア 電力投資年1.7兆円の大幅な上積み必要

インドネシア 電力投資年1.7兆円の大幅な上積み必要

インドネシアは今後、発電所建設など電力分野に毎年200兆ルピア(約1兆7600億円)の資金が必要になる見通しだ。同国のエネルギー・鉱物資源省によると、現在の国内発電能力は約5000万㌔㍗だが、2030年までの15年間で電力需要は2億4000万㌔㍗に達する。この要求を満たすには、毎年1270万㌔㍗の電力追加が必要な計算だ。ジャカルタ・ポストが報じた。

同国は22年までに毎年570万㌔㍗の電力追加が必要になるとの試算に基づき、電力整備の長期計画を策定してきた。同省が22年以降の成長加速を組み込んで計算したところ、今回大幅な上積みが必要なことが分かった。SankeiBizが報じた。