補助金燃料の値上げ棚上げし、新燃料の導入で対応か
現地民放テレビが報じたところによると、ユドヨノ大統領は補助金燃料の値上げを棚上げし、補助金枠を削減した新燃料「プレミックス」などの代替策で対応する方針を示したと明らかにした。
フィルマンザ大統領経済担当補佐官によると、代替案として①ガソリンスタンドでの燃料販売を一括管理するシステム
②補助金燃料と一般燃料の中間品質・価格の新燃料「プレミックスの導入」③私用車の補助金燃料使用禁止-の3案が最終調整に入っているという。補助金燃料の値上げ棚上げの理由について、同補佐官は値上げが貧困層を増加させ、個人消費を減退させる恐れがあると指摘。大統領も値上げが個人消費を直撃したときの雇用や経済活動への衝撃は極めて大きいと警告しているという。