シンガポール投資会社が1700億円で東京駅前ビル買収
シンガポール政府投資会社(GIC)は10月21日、東京駅前の大型ビル「パシフィックセンチュリープレイス(PCP)丸の内」(東京千代田区)を買収したと発表した。買収額は1700億円程度とみられ、2008年のリーマン・ショック以降の不動産取引としては屈指の規模。東京都心は空室率低下を背景に、世界の投資マネーが流入しており、不動産市況の復調が鮮明だ。香港系投資会社のセキュアード・キャピタル・インベストメント、マネジメントから購入した。PCPは地上32階建オフィスのほか、高級ホテルなども入居。今回取引されたのはオフィスフロア部分だ。日本経済新聞が報じた