ヤマハ インドでファッションスクーター「Fascino」

ヤマハ インドでファッションスクーター「Fascino」

ヤマハ発動機は5月8日、ファッションスクーターの新製品「Fascino(ファッシーノ)」を5月から販売すると発表した。103㌔の軽量ボディと115ccスクーターでトップクラスの燃費性能、使い勝手の良さを兼ね備えスタイリッシュなモデルとした。デリーの小売店頭価格は5万2500インドルピー。インド国内おける初年度販売計画は6万台、製造・販売はグループ会社のIYM(India Yamaha Motor Pvt. Ltd.)が行う。
インドの二輪車市場は世界最大の1600万台規模(2014年)で、うちスクーターは25%以上を占め、年々伸長を続けている。

15年イ国内自動車販売目標を110万台に下方修正

15年イ国内自動車販売目標を110万台に下方修正

経済紙コンタンによると、インドネシア自動車工業会(ガイキンド)の事務局長はこのほど、国内自動車販売の低迷を受け、2015年の販売目標を120万台から110万台に下方修正したと明らかにした。下方修正の要因として同事務局長は①インフレが購買力を下げている②高金利下で、消費者が買い控えしている③燃料価格の引き上げ–などを挙げている。
15年第1四半期の国内自動車販売台数(工場出荷ベース)は前年同期比14.1%減の28万2000台にとどまっている。上位10社中8社が販売台数を減らしている。

山九 台湾の物流大手 昭安物流を買収

山九 台湾の物流大手、昭安物流を買収

山九は台湾の物流大手、昭安物流(桃園市)の発行済み株式の70%を取得し、同社を買収した。新会社「山九昭安國際物流」として、台湾の物流市場に参入する。新会社を通じ、物流施設「台北桃園物流センター」の運用を開始。化学品や化成品を中心とした輸送や保管、企業の物流を一括で請け負うサードパーティロジスティクス(3PL)なども手掛ける。日刊工業新聞が報じた。

エプソン インドネシアのIJプリンター工場増設

エプソン インドネシアのIJプリンター工場増設

セイコーエプソンは、インドネシアのインクジェット(IJ)プリンター工場を増設する。2015年度の設備投資額は約30億円。16年初に稼働する。増設による生産規模は未定で、今後の需要動向を見ながら検討する。主に戦略製品と位置付ける大容量インタンクモデルや、オフィス向けIJプリンターの生産能力を引き上げる。生産子会社のインドネシア・エプソン・インダストリーに隣接する工場を回収する。敷地面積は約5万3000平方㍍、延べ床面積は約4万平方㍍。日刊工業新聞が報じた。

椿本興業 ミャンマー・カンボジアに進出

椿本興業 ミャンマー・カンボジアに進出

椿本興業は、ミャンマーとカンボジアに進出する。ミャンマーで2016年度にも現地法人を設置する見通し。カンボジアはそれ以降に営業所を設置する予定。同社はタイなどアジアに6拠点を持つ。現在、アジア、北米が好調で2015年3月期の海外売上高比率は9.7%。中期的に10%超を目指す中、経済成長が続く東南アジアで顧客の需要開拓を進めていく。日刊工業新聞が報じた。

静岡ガス シンガポールに駐在員事務所開設

静岡ガス シンガポールに駐在員事務所開設

静岡ガス(静岡市)は5月7日、シンガポールに「静岡ガスシンガポール駐在員事務所」を開設、4月から活動を開始したと発表した。同社は中長期の取り組みで掲げているLNG活用推進の一環として、様々なLNG関連プレーヤーが拠点を置くシンガポールにおけるネットワーク構築および調査活動を強化するのが狙い。同社の国外における拠点開設は今回が初めて。

リッポーG 内外で学校・病院建設加速 日本人学校も

リッポーG 内外で学校・病院建設加速 日本人学校も

リッポー・グループのジェームズ・リアディ最高経営責任者は「国内と併せてASEAN(東南アジア諸国連合)での不動産開発を行っていく。ミャンマーでは病院建設、カンボジアでは病院、学校、ショッピングセンター建設を決めている。ベトナムでも現地調査を進めている。
2015年は病院建設に2兆ルピアの特別予算を組んでいる。また、首都ジャカルタ近郊にある西ジャワ州チカランでは病院を建設するとともに、ヒカリ・ジャパニーズ・スクール設立により、日本人駐在員の子供を対象にした教育を行う」と説明している。ビスニス・インドネシアが報じた。

ガルーダ航空 中国線に活路 日豪路線縮小

ガルーダ航空 中国線に活路 日豪路線縮小

インドネシアの国営航空会社ガルーダ・インドネシア航空が構造改革を急いでいる。同社は、路線の見直しに着手、採算が悪化している日本やオーストラリア路線を縮小する一方、中国路線の座席数を昨年の2倍の年間120万席にし、巨大な中国市場を取り込むことで赤字からの脱却を図り、再び成長軌道に乗せようとしている。
ガルーダ航空は今年から成都、西安、重慶など中国の計10都市とバリを結ぶチャーター便を飛ばし始めた。ガルーダの中国路線は昨年まで首都ジャカルタと上海、北京をつなぐ路線のみだった。
インドネシア観光省によると、2014年の中国からの来訪者は96万人と前年比3割近く増え、シンガポール、マレーシアに次ぐ3位のオーストラリア(109万人)に迫る勢いだ。日本経済新聞が報じた。

TDK 台湾ASEとIC内蔵基盤製造の合弁会社設立

TDK 台湾ASEとIC内蔵基盤製造の合弁会社設立

TDKは5月8日、台湾のAdvanced Semiconductor Engineering Inc.(ASE社)とIC内蔵基盤を製造する合弁会社を設立することで合意したと発表した。新会社はASE Embedded Electronics Inc.(日月暘電子股份有限公司)で、資本金は約50億円出資比率はASE51%、TDK49%。スマートフォンやウェアラブル端末など小型機器の需要増に対応する。

中国・日系大手3社の4月新車販売に明暗

中国・日系大手3社の4月新車販売に明暗

日系自動車大手3社は5月7日、中国での4月の新車販売台数を発表した。日産自動車は前年同月比19.4%減の9万5500台(小売台数)となり、3カ月連続で前年を下回った。トヨタ自動車は小型車「カローラ」が伸び、2カ月ぶりに前年を上回り、ホンダも新型2車種が堅調で2カ月連続で前年を上回った。
日産は1~4月の累計でも前年同期比2.5%減の39万1700台と不振。トヨタの4月販売は7.8%増の9万2600台(同)。ホンダは同11.7%増の7万1546台(卸売台数)。昨秋以降、相次ぎ投入した新型のSUV2車種が好調な売れ行きを示した。