カナモトASEAN6か国に進出 建機需要見込む
カナモト(札幌市中央区)は9月18日、55期となる5年後の2019年を見据えたグループの目指す姿を「新長期ビジョン」として示し、その実現に向けた実行計画である2017年までの3カ年計画「中期経営計画」を発表した。
中期計画のうち、とりわけ力点を置くのが海外展開で、上海、香港、シンガポールの既存子会社を維持拡大させつつ、発展著しいインドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、カンボジアの6カ国に進出、現地企業と合弁会社を設立する。遅れているインフラ整備が進み、同社の主力事業の一つ、建機レンタル需要が盛り上がると判断、アジア展開を加速する。 国内では関東以西の未出店エリアを中信に拠点展開、M&Aを推進し成長軌道を維持する-などとしている。