三井造船 韓国、インドで受注 軸流圧縮機累計101基に
三井造船は9月17日、韓国とインドで製鉄会社向けに高炉用軸流圧縮機4基と炉超頂圧回収タービン発電設備1基を連続受注したと発表した。受注金額は合計で約20億円。この結果、同社の軸流圧縮機の受注は累計101基に達した。
韓国ではポスコ向けに圧縮機とタービン発電設備を1基ずつ受注。インドでは製鉄大手ジンダルスチール&パワーから圧縮機3基を受注した。新設用でインドでは2件目の受注となる。圧縮機は高炉に高圧・大風量の空気を送り、燃焼効率を改善する。タービン発電設備は高炉から排出される排ガスを利用し発電する装置で、製鉄所のエネルギー効率を改善する。