JR西日本は12月9日、大阪駅北側の再開発「うめきた2期」で建設中の地下駅、2023年春の開業を予定する、うめきた新駅=新生・大阪駅の運行体系を発表した。これまでは大阪駅に停車しなかった京都方面から関西国際空港を結ぶ特急「はるか」や和歌山方面行きの特急「くろしお」が停車し、海外観光客のアクセスニーズに応える。また、新大阪ー久宝寺駅間で運転する「おおさか東線」の列車は、新大阪から新駅まで乗り入れる。
コーセー,花王 化粧品プラボトルリサイクル協働拡大
コーセー(本社:東京都中央区)と花王(本社:東京都中央区)は12月7日、持続可能な社会の実現を目指し、化粧品事業のサステナビリティ領域で包括的に協働することに合意し、両社によるプロジェクトチームで検討を進めていると発表した。
この第1弾として今年2月から、花王が推進する「化粧品プラスチックボトル水平リサイクルへの取り組み」と、コーセーがモーンガータ(本社:東京都練馬区)に協力し「絵具などへの化粧品再生利用の取り組み」で協働している。
今回コーセーはスキンケア『プレディア』と『雪肌精』の一部のボトル容器にJEPLAN(本社:川崎市)のグループ会社のペットリファインテクノロジーが製造するケミカルリサイクルPET素材を採用し、2022年12月より順次、新ボトルを使用した商品の生産を開始する。また、同素材をファンデーションの樹脂皿にも採用、メイクヅランド『エスプリーク』や『ヴィセ』などに使用する予定。ケミカルリサイクルPET素材は製造過程におけるCO2排出量の削減につながるという。
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「23年の転職市場は活性化する」8割 ビズリーチ調査
中途採用・転職サイトを運営するビズリーチ(所在地:東京都渋谷区)は12月7日、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイトに登録するヘッドハンターを対象に実施した、中途採用・転職活動に関するアンケート結果を発表した。有効回答数は394。
これによると①人事に加え「採用現場の責任者が採用活動に関わる企業が増えた」97.0%②「採用現場の責任者が直接的に採用活動に関わることは採用成功につながる」97.1%③2023年1〜3月の中途採用活動は「活性化する」80.4%④2023年1〜3月の転職活動は「活性化する」81.8%ーなどとなった。
詳細をみると、1年前と比較して人事だけでなく「採用する部門(現場)の責任者が主体的に採用に関わる企業が増えたか?」の質問に、「増えた」(34.4%)、「どちらかといえば増えた」(62.6%)を合わせ、増えたと回答したヘッドハンターが97.0%に上っている。
「即戦力採用において、採用する部門(現場)の責任者が主体的(直接的)に関わることは、採用成功につながるか?」の質問に、「つながる」(72.9%)、「どちらかといえばつながる」(24.2%)を合わせ、つながると回答したヘッドハンターが97.1%に達した。
2023年1〜3月の中途採用活動については、「活性化する」(30.7%)および「どちらかといえば活性化する」(49.7%)を合わせ、81,8%が活性化すると答えている。また、同時期の求職者の転職活動については、「活性化する」(27.5%)、「どちらかといえば活性化する」(61.3%)を合わせ、81.8%が活性化すると回答している。
動きが活発な業種・職種はIT、インターネット、製造業、コンサルティング、サービス、金融関連業。
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ホンダ 中国CATLよりEVバッテリーを長期安定調達
ホンダ(本社:東京都港区)は12月8日、中国現地法人、本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京市)が、CATLより2024年から2030年までの7年間で合計123GWh分のEV(電気自動車)「e:N(イーエヌ)」シリーズ用バッテリーを安定的に調達すると発表した。
ホンダとCATLは2020年に新エネルギー車用バッテリーに関する連携契約を締結し、バッテリーの共同開発、安定供給、リサイクル・リユースの幅広い領域を対象に協業。2022年11月、中国でe:Nシリーズ向けのバッテリーをCATLから一括調達する新会社「衆鋭(北京)貿易服務有限公司」を設立している。ホンダに供給するバッテリーはCATLが現在建設を進めている宜春工場で集中生産される予定。