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四川航空が南通-関西-成都間の貨物定期便を12/9より新規就航

関西エアポート(本社:大阪府泉佐野市)は12月9日より、四川航空による南通―関西―成都間の貨物定期便の運航が開始されたと発表した。運航日は金・日曜日。機材仕様はA330-200F、最大貨物積載量は約70トン。これにより日本と中国間の旺盛な輸送需要に対応することが可能になる。四川航空は中国四川省成都市に本社を置く航空会社で、関西国際空港には現在、成都と西安の2都市に旅客便を就航しているが、貨物定期便の就航は日本では初となる。

エプコ タイ・サイアムセメントGのCAPC タイ三井物産とMOU締結

住宅設計・メンテナンスを手掛けるエプコ(本社:東京都墨田区)は12月6日、タイのサイアムセメントグループ・CAPCおよびタイ三井物産との3社間でMOUを締結したと発表した。これにより3社は今後、BIMを活用した建築工事のプレハブ化技術を確立し、建築資材のデジタルオブジェクト化を進め、サプライチェーン全体のプラットフォームの提供を目指す。

インサー シンガポールのMoby Groupとスマートフォン関連事業で提携

インサー(本社:東京都目黒区)は12月6日、スマートフォン関連の商社・販売事業を展開するシンガポール企業、Moby Group(以下、Moby)と、SIMフリースマートフォンを中心とした通信機器等を販売するEコマース事業で業務提携したと発表した。このEコマース事業はシンガポールを中心にアジアやオセアニア地域で、2020年春より順次開始する。Mobyとの共同事業は、インサーが2020年1月にシンガポールに設立する子会社のインサーSGを運営主体として展開する。

18年にはしかで14万人超が死亡 WHO・CDC推計 大半は5歳未満

世界保健機関(WHO)と米疾病対策センター(CDC)は12月5日、はしかにより世界で2018年に14万2,300人が死亡したとの推計を発表した。2017年の12万4,000人から増えており、今年も増加傾向にあるとして、WHOはワクチン接種を呼び掛けている。     死者は地域別でアフリカが最も多く5万2,600人、以下、中東が4万9,000人、東南アジアが3万9,100人と続いた。大半は5歳未満の乳幼児で、死まで至らない場合も脳の損傷や失明、聴力障害が残る例が多いという。2018年の世界のはしか患者数は約976万人。増加傾向にあり、WHOは警戒を強めている。

阪急阪神不動産 フィリピンで戸建分譲の2プロジェクト開始

阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)は12月5日、フィリピンの不動産デベロッパー、PA アルバレス プロパティ―ズ(本社:ラグナ州、以下、PA社)と共同で、同国における2つの戸建分譲事業をスタートさせると発表した。ラグナ州カブヤオ市の「(仮称)Idesia Cabuyao(イデシア カブヤオ)」(総戸数286戸、総事業費、約11億円)、ブラカン州サンホセデルモンテ市の「(仮称)Idesia San Jose Del Monte(イデシア サンホセデルモンテ)」(総戸数1,437戸、総事業費約54億円)の2つのプロジェクト。同社とPA社はフィリピンでこれまで共同プロジェクトを実施。今回の両プロジェクトを含め同国での戸建分譲事業の参画戸数は4,000戸超となる。

エスプール 台湾の世霹有限公司へ出資、越境ECサービス拡大

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を主幹事業とするエスプール(本社:東京都千代田区)は12月4日、台湾の世霹有限公司(本社:台湾・台北市、以下、Shipeee)へ出資すると発表した。出資額は2,000万円。持分比率は非公表だが、エスプールの連結子会社となる予定。今回の出資により、子会社のエスプールロジスティクスでは台湾向け越境EC顧客の獲得が期待できる。また、日本企業の台湾進出支援サービスを手掛けているShipeeeは、台湾における人員体制の拡充を行うことで、事業拡大のスピードを上げる。

日本・フィリピン インフラ整備で経済協力合同委員会 鉄道事業など

神奈川県小田原市で12月6日、マニラ首都圏の鉄道事業や橋梁耐震補強等のインフラ整備等フィリピン政府が取り組む重要課題の解決に向けた協力について、日・フィリピン合同委員会の会合が開かれた。同会合には、日本側から和泉洋人内閣総理大臣補佐官ほか、フィリピン側からカルロス・G・ドミンゲス財務大臣およびアーネスト・M・ペルニヤ国家経済開発長官らが出席した。                                                                            この会合は2017年10月、ドゥテルテ大統領が訪日した際、発表した「今後5年間のニ国間協力に関する日フィリピン共同声明のフォローアップを行うもので、今後具体的で着実な協力案件の実施を目指すことで一致した。

ジェイエデュケーション タイ・インドネシア人留学生の人材紹介開始

ジェイエデュケーション(本社:東京都中央区)は12月5日、自社で送り出す留学生の日本での就職を支援するとともに、タイ・インドネシアへの市場開拓を狙う企業を対象にした人材紹介サービスを開始したと発表した。東南アジアの市場開拓の展開には、現地を理解している人材の存在がカギとなる。各国の状況を理解し、言語ができるその国出身の日本留学経験者を企業に紹介することで、この課題解決を支援する。

リチウムイオン電池がエネルギー革命の中心に、吉野さんが記念講演

吉野彰・旭化成名誉フェローが12月8日、スウェーデンのストックホルム大学で記念講演を行った。吉野氏は「リチウムイオン電池の開発経緯とこれから」と題し、ノーベル化学賞を同時に受賞する3氏の中で最後に講演した。この中で吉野氏は、リチウムイオン電池は環境問題の解決に重要な役割を果たすとし、「とくに電気自動車が世界の市場を大きく変えていく」強調。そして、「これからのエネルギー革命にリチウムイオン電池が中心的な役割を果たす」と講演を締め括った。すると、会場からは大きな拍手が起こった。授賞式は12月10日行われる。