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IHI ミャンマーの2橋梁新設・既設3橋梁解体工事を受注

IHIグループのIHIインフラシステム(所在地:大阪府堺市)は2月7日、ミャンマー建設省橋梁局から、東西経済回廊整備事業(パッケージ2)の「ジャイン・ザタピン橋」および「アトラン橋」の新設工事および「ジャイン\コーカレー橋」を含む既設の3橋解体工事を受注したと発表した。首都ネピドーで2月6日、同国建設省副大臣、橋梁局長、国際協力機構(JICA)ミャンマー事務所長らの臨席のもと契約調印式が執り行われた。工期は新設が2020年4月~2023年6月末の予定(39カ月)、解体が2023年7月~2023年12月末の予定(6カ月)。
東西経済回廊はベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを繋ぐ国際幹線道路。この整備事業は日本政府の有償資金協力事業として実施されるもので、JICAが2015年10月に同国と338億6900万円を限度とする円借款貸付契約を締結している。

NEDO タイでIoT活用による発電所効率化のための実証事業

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2月6日、タイのエネルギー省(MOE)との間で、IOT技術を活用した火力発電所の既存設備効率化の実証事業を実施することに合意し、協力合意書(LOI)を取り交わしたと発表した。この実証事業ではタイ発電公社(EGAT)が保有するマエモ火力発電所11号・13号機い、AI・ビッグデータ解析などを用いた高度なデジタルソリューションを導入し、発電所全体の熱効率改善や信頼性向上により、燃料消費を改善し温室効果ガス排出量の削減を目指す。また二国間クレジット制度(JCM)活用による温室効果ガス排出削減効果の定量化・情報発信も同時に目指す。2019年度から約3年間の予定で実施する。委託予定先は丸紅。

パイオニア マレーシアで5G環境下の自動運転実証実験に参加

パイオニア(本社:東京都文京区)は2月6日、連結子会社のパイオニアスマートセンシングイノベーション(以下、PSSI)が、シンガポールの自動運転関連スタートアップ企業MooVita Pte Ltd(以下、Moovita)のマレーシア現地法人、eMoovitとともに、1月よりマレーシアで行われている次世代通信規格「5G」回線を用いた自動運転実証実験に参加していると発表した。
この実証実験は、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)が国内6州で開催する「5Gデモンストレーションプロジェクト」の一環として行われるもの。クダ州ランカウイ島のペランギビーチリゾート&スパ周辺で、5G回線経由でデータの送受信を行う4人乗りの自動運転シャトルバスを運行し、エリア内の利用者の試乗も行う。

パナソニック インドネシアで井戸水の生活用水向け浄水機器事業に参入

パナソニック エコシステムは2月6日、2020年4月よりインドネシアで井戸水を浄化する「セントラル水浄化機器」の販売を開始すると発表した。この機器により、井戸からくみ上げた井戸水の鉄分や濁りを除去した生活用水を提供する。独自の高速酸化処理により、従来除去が難しかったイオン状の鉄分や濁りを取り除いた。パナソニック ゴーベルライフソリューションズマニュファクチャリングインドネシアに事業部を新たに設置して、2020年3月より生産を開始。4月からパナソニック ゴーベルインドネシアを通じてインドネシア国内の住宅デベロッパー向けに納入する。

太陽HD ベトナム・ハノイで電子機器用部材の子会社設立

太陽ホールディングス(本社:東京都豊島区)は2月6日、電子機器用部材事業を強化するため、ベトナム・ハノイに全額出資の子会社を設立すると発表した。新会社「TAIYO INK VIETNAM CO.,LTD.」の資本金は10万米ドル。プリント配線板ソルダーレジスト等の製造販売を手掛ける。2020年5月に設立する予定。

日本企業への影響深まる 中国工場の操業再開延期相次ぐ

中国でいぜん感染拡大が続く新型コロナウイルスにより、日本企業への影響が深まっている。トヨタ自動車は天津市や広州市など中国の4つの都市にある工場の再開時期を、10日以降としていたのを17日以降に先延ばしした。ホンダも武漢市の工場の再開時期を14日以降としていたのを17日の週まで遅らせた。三菱自動車も福建省福州市などの工場の再開時期を17日以降へ先延ばししている。
また、資生堂は上海市と北京市の工場の操業を17日まで停止するとしている。このほか、流通・小売業へも影響が広がっている。「ユニクロ」「ジーユー」などを展開するファーストリテイリングは中国のおよそ750店舗のうち、2月7日時点でほぼ半数にあたる370店舗が休業を余儀なくされ、営業面への影響も広がっている。

中国以外の新型ウイルス感染者27か国・地域で353人に

中国以外の新型コロナウイルスへの感染が確認された国・地域は27に上り、感染者は合わせて353人となっている。このうち日本が集団感染が確認されたクルーズ船の64人を含めて80人、続いてシンガポール40人、タイ32人、香港26人、韓国24人、台湾17人、マレーシア16人、オーストラリア15人、ドイツ14人、ベトナム13人、アメリカ12人、フランス11人、マカオ10人などと続いている。

インドネシアが日本産食品の輸入規制措置を緩和

外務省は2月7日、インドネシア政府が東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、行っていた日本産食品に対する規制措置を緩和、1月21日付で解除した旨、通知があったと発表した。これは実施していた日本産食品に対する輸入規制措置のうち、47都道府県の水産物、養殖用薬品、えさについて、放射性物質検査証明書が求められる規制措置を解除もの。

LCCのピーチ 関西-上海便など2/10~3/28まで運休

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは関西・羽田と上海とを結ぶ便を2月10日から3月28日まで運休することを決めた。新型ウイルスの感染拡大が広がる中、関西-上海、羽田-上海を結ぶ便の2月と3月の予約率が昨年の同時期と比べて約40%減少しているため。3月29日以降については、状況を見て判断したいとしている。