fujishima のすべての投稿

サイバーダイン 国立台湾大, 筑波大との3者連携で基本合意

装着型ロボット開発のサイバーダイン(CYBERDYNE、本社:茨城県つくば市)は6月17日、台湾国立大学と筑波大学との3者で国際連携のための基本合意(MOU)を結んだと発表した。台湾大医学部と「AI・先端ロボティクス研究センター」、筑波大の「サイバニクス研究センター」および「人工知能研究センター」と連携、日本や台湾でのサイバニクス分野の人材育成を進める。

関西3空港の利用者初めて5,000万人突破 業績過去最高

関西空港・大阪空港・神戸空港の3空港を運営する関西エアポートは6月17日、2024年度の業況を発表した。売り上げにあたる営業収益は前年の1.3倍の2,454億円、最終的な利益は前年の2.4倍の368億円で、いずれも過去最高となった。3空港全体の利用者は初めて5,000万人を突破し、コロナ禍前の2019年度を6%上回った。
空港別にみると、前年と比べて関西は23%多い3,180万人、大阪が4%多い1,545万人、神戸が5%多い361万人となった。好業績の要因は、インバウンド需要の伸びに加え、2023年12月に関西空港第1ターミナルの免税店エリアが一新され、購入単価が増えたことが寄与した。

百日ぜき 初の週3,000人超え 感染拡大 18年以降最多更新

国立健康危機管理研究機構は6月17日、全国の医療機関から6月2〜8日の1週間に報告された百日ぜきの患者数(速報値)が3,044人に上ったと発表した。現在の集計法となった2018年以降の最多を更新し、初めて1週間当たり3,000人を超えた。前週より700人ほど多く、感染拡大が続いている。
この結果、百日ぜきの今年の累計患者数は2万8,553人となり、2024年の年間4,054人を大幅に上回っている。

外務省 イラン全土に最も高いレベル4「退避勧告」戦況激化

イスラエル軍がイランへの攻勢を強める中、外務省は6月17日、イラン全土の日本人滞在者を対象に、最も高いレベルの「退避勧告」を出した。首都テヘランを含む大部分に出していたレベル3の「渡航中止勧告」を、戦況激化に伴いレベル4の「退避勧告」に引き上げたもの。
イラン国内には現時点でおよそ300人の日本人がおり、外務省は速やかに国外に退避することや、やむを得ず滞在する場合は十分な安全対策を講じるよう求めている。

自転車”青切符”反則金決定, 26年4月から信号無視6,000円

政府は6月17日の閣議で自転車の113の交通違反について”青切符”の対象とし、反則金の額を決定し、2026年4月から取り締まりが行われることになった。
主な反則金は、携帯電話を使用しながら運転する「ながら運転」が1万2,000円、踏切遮断機への立ち入りが7,000円、信号無視が6,000円、逆走や歩道通行など運行区分違反は6,000円、並んで走行する並進禁止違反が3,000円、一時不停止は5,000円、ブレーキが利かないなど制動装備の不良は5,000円、無灯火は5,000円、2人乗りは3,000円ーーなどとなっている。

伊藤忠 蘭センサス社の水溶性食物繊維の国内独占販売権

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は6月16日、Sensus B.V.社(本社:オランダ、以下、センサス社)との間で、水溶性食物繊維「イヌリン」(ブランド名:イヌリア)の国内独占販売契約を締結したと発表した。5月まで帝人(本社:大阪市北区)がセンサス社のイヌリンの独占販売権を保有していた。
6月から伊藤忠商事がこの事業を引き継ぐ。すでに2025年度より、大阪市内の全小中学校の給食用パンにイヌリアが採用されている。
センサス社はイヌリンの世界第2位のシェアを持つ食品素材メーカー。

「世界一を視野に入れ準備」サッカー森保一監督が抱負

サッカー日本代表の森保一監督が6月16日、2026年6月11日のワールドカップ(W杯)北中米大会開幕に向けて、「世界一を視野に入れて準備をしてW杯に挑めるようにしたい」と抱負を語った。
日本史上最速で本大会出場を決めたアジア最終予選の戦いを振り返りつつ、「個々の力を生かしながら、組織力や和をもって戦えば優勝することも実現可能だ」と明言。地道に実力をつけてきた日本サッカーの歴史を継承したいとの思いを込め、「継続の積み上げを」と記した色紙を披露した。

コメ店頭価格3週連続下落 5㌔4,176円 前年の2,000円高

農林水産相が6月16日発表したコメの平均店頭価格は5kgあたり4,176円で、前週比48円(1.1%)値下がりした。安価な政府備蓄米の流通拡大が全体の価格水準を押し下げた。この結果、2023年8〜9月以来90週ぶりの3週連続の下落となった。
ただ、これでも前年同期(2,169円)と比べると、いぜんとして2,000円超高の2倍近い水準にとどまっている。

大谷663日ぶり”二刀流復帰”1回1失点, MAX161㌔マーク

MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)が6月17日、本拠地・ロサンゼルスでのサンディエゴ・パドレス戦に1番・DH・”先発投手”の二刀流で出場し、1回28球を投げて、被安打2、失点1(自責点1)のピッチングを披露した。最速は161キロをマーク、予想以上の回復ぶりを示した。
エンゼルス在籍時の2023年8月24日以来、663日ぶりの”二刀流復帰”を果たした。ドジャース移籍後、初のマウンドで地元ファンに投手・大谷の雄姿を見せた。打撃では4打数2安打2打点、打率は300に戻した。3試合連続、今季24度目のマルチヒットをマークした。
今回のピッチングの経過をみて、じっくりステップを踏みながら、そして肘への負担と回復具合を見ながら、今後順次、投球回数・投球数を増やしていくものとみられる。ドジャースは今年ワールドシリーズ連覇を目標としており、過大な負担は懸けさせず、ポストシーズンに照準を合わせ投手・大谷の回復を目指すもようだ。

万博 ネパール館の工事再開 アンゴラ館は見通し立たず 協会

万博協会は6月16日、大阪・関西万博ネパール館の工事が同日から再開したと明らかにした。同館は工事代金の未払いを理由に工事事業者が工事を中断。4月13日の開幕以降、未開館の状態が続いていた。現時点で明確なオープン時期は確定していない。
ネパール館と同様に4月13日に開館し、その後閉館しているアンゴラ館の再開館について、工事代金の未払い問題の決着がついていないことから、見通しは立っていない。