欧州各国がロシアのウクライナ侵攻に抗議し、相次いでロシア領事館の閉鎖や外交官の追放を決めている。この結果、4月6日時点で16カ国で合わせて300人を超えるロシア外交官らが追放された。 フランスとドイツが4日、計70人の外交官の追放を明らかにした。これに同調するように、バルト3国のラトビアとエストニアは4月5日、それぞれ2カ所ずつロシア領事館を閉鎖、それぞれ13人と14人の外交官を追放すると発表した。イタリア、スペイン、デンマーク、スウェーデンなども外交官の追放を発表している。
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ASEAN特使ミャンマー初訪問 国軍司令官らと面談も成果欠く
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、カンボジアのプラック・ソコン副首相兼外務国際協力相はこのほどリム・ジョクホイASEAN事務総長とともにミャンマーを訪問し、ミンアウンライン国軍司令官兼国家統治評議会議長や関係閣僚と面談を行った。同副首相はミャンマー情勢に関するASEAN特使に任命されており、特使としての初訪問となった。
ただ、①カンボジアのフン・セン首相による1月のミャンマー訪問のフォローアップ②2021年4月のASEAN首脳会議で発表された「5項目の合意」の円滑な実行、および必要とするミャンマー国民への人道支援③アウンサンスーチー氏を含む、すべての関係者との面談-などは叶わず、具体的な成果に欠ける結果に終わった。