NTT(本社:東京都千代田区)とKDDI(本社:東京都千代田区)は3月17日、光伝送技術やモバイルネットワークの技術並びにその運用管理技術など、両社がともに強みを生かせる光ネットワーク分野の標準化に向け基本合意書を締結したと発表した。
Beyond5G/6G時代の課題解決に向け、①高速化と品質維持を両立するオールフォトニクス・ネットワークの伝送方式の標準化②モバイル通信におけるオールフォトニクス・ネットワークの標準化③オーケストレーション技術の標準化ーをそれぞれ目指す。
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「空飛ぶクルマ」大阪城公園で初のテストフライト
大阪城公園で3月14日、「空飛ぶクルマ」のパイロット操縦によるテストフライトが行われた。万博で空飛ぶクルマを運航する事業者の1つに選ばれている丸紅などによって実施されたもの。使用されたのは全長4.5m、高さ2.4m、重さ221kg、プロペラ18枚が付いた米国のリフト・エアクラフト社(本社:テキサス州)製の機体。
プロペラが回り始めると機体はゆっくりと浮かび上がり、およそ8mの高さまで上昇。その後、上空で50m四方を前後左右に移動したり、旋回したりした後、再び元の場所まで戻って着陸した。飛行時間は10〜15分。空飛ぶクルマを公共のスペースでパイロットが実際に操縦する形で飛行させたのは、国内では今回が初めて。
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ホンダ 米で燃料電池 定置電源の実証運用を開始
ホンダ(本社:東京都港区)は3月6日、米国現地法人アメリカン・ホンダモーターの敷地内に燃料電池(FC)定置電源を設置し、米国時間3月3日より同社のデータセンター向けの非常用電源として実証運用を開始したと発表した。この取り組みは将来の商用化に向けた第一歩となる。
今回採用するFC定置電源では燃料電池自動車(FCEV)「クラリティ フューエル セル」のFCシステムを再利用している。4基のFCシステムから構成される約250KWのユニットを2台接続することで合計約500KWの出力を有している。またユニットを追加接続することで、さらなる高出力化が可能で、各ユニットは設置環境に合わせた配置が可能という。
ホンダはFCEV、商用車、定置電源、建設機械の4つをコアドメインとして、FCシステムの適用先の拡大を進める。様々な企業との協業・連携を強化しながら、水素の活用拡大に取り組んでいく。