フィリピン代表ヤングさん(23)にミス・ワールドの栄冠

フィリピン代表ヤングさん(23)にミス・ワールドの栄冠
 インドネシアバリ州ヌサドゥア・コンベンション・センター(BNCC)で開催中の「ミス・ワールド」世界大会の最終選考会が9月28日行われ、フィリピン代表の大学生、ミーガン・ヤングさん(23)が栄冠に輝いた。世界各国および地域から集まった127人の参加者のうち、最終選考に残ったのは10人で、彼女はその頂点に立った。2位にはフランス代表、3位にはガーナ代表が選ばれた。ヤングさんは米国で生まれ、10歳のときフィリピンに移住。15歳の時から女優や司会者として表舞台に立ってきた。将来はディレクターとして映画製作に携わりたいという。
 今回のミス・ワールド世界大会は初のイスラム圏での開催となり、インドネシア各地でイスラム強硬派が中止を求める抗議デモを展開していた。そのため、主催者側およびインドネシア政府は会場をバリ州に集約、しかも会場周辺に約500人の治安要員が配備されるなど厳戒態勢が敷かれた中で行われた。その結果、事前に懸念されたような大きな混乱はなく閉幕した。

インテル売却後もモラッティ会長続投の可能性を示唆

インテル売却後もモラッティ会長続投の可能性を示唆
 イタリアメディアによると、セリエAのインテルのマッシモ・モラッティ会長は、インドネシアの実業家エリック・トヒル氏との間でのクラブ売却に向けた交渉が”友好的”に進んでいることを明らかにするとともに、クラブ売却後も会長職に留まり、続投する可能性を示唆した。これは、トヒル氏側がモラッティ会長の留任を望み、説得を試みているためとイタリアメディアは報じている。インテルはセリエA開幕から3勝1引き分けと好調な戦いぶりをみせている。

JKT48がモーターショー・ホンダのブースに登場 熱唱

JKT48がモーターショー・ホンダのブースに登場 熱唱
 アイドルグループのJKT48が9月21日、ジャカルタで開催中の「第21回インドネシア国際モーターショー2013」のホンダのブースに登場して熱唱を披露した。とはいっても、当然これはJKT48の公演ではない。現在、インドネシアにおいてホンダ「プリオ」CMにJKT48が出演している関係で実現した、ホンダブースのいわばサプライズゲスト。ステージ前にはカメラを構えたファンらが大勢集まり、JKT48のメンバーは全員、汗だくになりながら歌い続けファンの声援に応えていた。
 今回のモーターショーの会場ではコンセプトカーや新作の展示だけでなく、実際に商談も行われており、車を購入する顧客も会場を訪れる。そのため、他のブースでも一般顧客の目を惹き付ける手段として、アーティストを招いたショータイムなどを用意して来場者の心を掴む工夫をしている出展企業もみられる。

 

Jリーグの甲府がインドネシアの”メッシ”に触手

Jリーグの甲府がインドネシアの”メッシ”に触手
 Jリーグのヴァンフォーレ甲府は、山梨県が進めるインドネシアとの交流事業に協力する形で、同国のクラブと提携関係を結ぶ方針だ。選手の獲得も視野に入れ、10月5日から1週間、インドネシア代表のMFアンディク・ベルマンサ(21、ペルセバヤ・スラバヤ)を練習参加させる手続きを進めている。身長162㌢と小柄だが、トリッキーなドリブルを武器にし”インドネシアのメッシ”と呼ばれている。甲府は来季の戦力として獲得を目指す。
 同選手の活躍が地元メディアに取り上げられれば、クラブだけでなく、山梨県、甲府市の知名度も上がり、県が目指すアジアからの観光客の流入や農産品の輸出増につながる。東南アジアはサッカーの人気が高いのに、普及活動が盛んではない。甲府はその点に目を付け、インドネシアでのサッカースクールの事業展開を狙う。
  JリーグではJ2の札幌コンサドーレがタイ、ベトナムのクラブと提携するとともに、東南アジア出身選手のJリーグ入り第1号として、ベトナムの国民的英雄のFWレコンビン(27)を獲得している。

松田龍平ら3人がヤクザを気迫で競演『ザ・レイド2』

松田龍平ら3人がヤクザを気迫で競演『ザ・レイド2』
 俳優・松田龍平さんがインドネシア映画『ザ・レイド2:ベランダル(原題)/The Raid2:Berandal』に出演、迫力
ある演技を披露している。今回、海外作品初出演となった松田は現在ジャカルタで行われている撮影に臨み、ともに在インドネシアの日本人ヤクザを、俳優の遠藤憲一さん、北村一輝さんとともに気迫あふれる演技を繰り広げていた。完成が楽しみだ。
 本作は世界各国の映画祭を熱狂させ、全米公開を果たしたアクション映画『ザ・レイド』の続編。三人の競演は日本映画の大ファンだというギャレス・エヴァンス監督の熱いオファーによって実現した。

ハリソン・フォードが映画の取材でインドネシア訪問

ハリソン・フォードが映画の取材でインドネシア訪問
 映画「インディ・ジョーンズ」シリーズなどで知られる米俳優ハリソン・フォード氏(71)が、地球温暖化防止をテーマにしたドキュメンタリー映画「イヤーズ・オブ・リビング・デンジャラスリー」(仮題)製作のため、インドネシアを訪問している。約1週間の滞在中、中部カリマンタン州パランカラヤ郊外のニャル・メンテン・オランウータン・センターやリアウ州テソ・ニロ国立公園などを訪れ、森林火災や泥炭地の保護状況、アブラヤシ農園などについて取材、撮影した。9月10日には中央ジャカルタの大統領官邸でユドヨノ大統領と面会し、インドネシアの森林保護政策などについてインタビューした。
 地元メディアによると、フォード氏は中部カリマンタン州を訪れた理由について、同州の森林保全の取り組みを評価しているからだと説明。4日には同州のアグスティン・テラス・ナラン知事と会談した。ユドヨノ大統領との面談では政府が実施する環境保護政策や現状について聞いた。ジュリアン・バシャ大統領報道官の談話によると、映画は非営利目的であり、森林や環境保護、気候変動への対応に貢献することを意図したものだという。
 同映画のプロデューサー、ジェフ・ホロビッツ氏は一部メディアに、確実な経済成長と熱帯雨林の保護とを両立させる難しさに着目して、インドネシアを撮影地に選んだと語っている。映画にはアーノルド・シュワルツェネッガー氏やジェームス・キャメロン氏らも参加。来年4月に米国でのテレビ放映が予定されている。

厳戒態勢の中、バリ島でミス・ワールド世界大会開幕

厳戒態勢の中、バリ島でミス・ワールド世界大会開幕
 時事通信によると、インドネシアのバリ島で9月8日、ミス・ワールド世界大会が開幕した。インドネシア各地でイスラム強硬派を中心に同大会を”わいせつ””ポルノ”と批判する抗議デモが起きているため、警察は島の出入り口すべてを見張るなど厳戒態勢を敷いている。
 インドネシア政府は7日、大会主催者に対し、デモなどの動向を見据え警備上の理由から、28日の最終選考までジャカルタで予定されているすべてのイベントをバリ島に集約して実施するよう指示した。しかし、主催者側はジャカルタでの最終選考開催をまだ断念しておらず、政府と協議したい意向だ。

May’nが初上陸のインドネシア「AFA2013」ライブで熱唱

May’nが初上陸のインドネシア「AFA2013」ライブで熱唱
 歌手のMay’nが9月6日、インドネシアで開催された東南アジア最大級のJ-POPイベント「アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)2013」に出演。インドネシアでは今回が初ライブとなったMay’nは現地の言葉を交えてあいさつし、集まったファンの心を巧みに捉えると、人気アニメの楽曲や新曲など全8曲を披露して会場を沸かせた。
 藍井エイル、平野綾のあとを受け、トリを務めたMay’nは約2500人の来場者を前に、インドネシア語で「スラマー・マラム ナマサヤ・May’n!アパカバ?(こんばんわ、May’nです! 元気ですか?)」とあいさつ。「Chase the world」でスタート。次いで「ダイヤモンド クレバス」や「ライオン-May’n -ver」などを熱唱。
 ラストは7月に発売された新曲「ViViD」を披露した。そして「カパンカパン キタ ビサ ブルトゥム ラギ ヤ!(いつか、また会いましょう)」とインドネシア語で呼び掛け、満面の笑顔でステージを後にした。

 

JJMにJKT48、「en塾」などが公演 音と食で彩る

JJMにJKT48、「en塾」などが公演 音と食で彩る
 ジャカルタ日本祭り(JJM)オープニングイベントで、アイドルグループのJKT48、日本のコーラスや伝統音楽のグループ、インドネシア人学生日本語ミュージカル劇団「en塾(エンジュク)」などが公演した。また、会場では毎年恒例のマグロ解体ショーや、日本食レストランで腕を磨いたインドネシア職人による”寿司バトル(握り寿司競争)”が繰り広げられ、日本の食文化をアピールする格好の機会になった。

「ミス・ワールド」世界大会 イスラム団体が中止求める

「ミス・ワールド」世界大会 イスラム団体が中止求める
 美の祭典、「ミス・ワールド」世界大会の開催を来月に控え、主催国インドネシアのイスラム団体が改めて開催反対・中止を訴えている。英国の主催者はこれまで、インドネシア側の要請を受け入れ、女性が過度に肌を露出することを避ける意味で、水着審査を中止することを発表している。それでも、女性の肌を公衆の面前にさらすイベント、ミスコンそのものに対し、イスラムの教えに反するとの考え方から反対意見は根強く、イスラム学者会議(MUI)などイスラム団体は政府に対し、開催中止を検討するよう求めている。
 「ミス・ワールド」世界大会は、世界各国から130人以上が参加し、9月7日からバリ州バドゥン県ヌサドゥアで始まり、28日の最終選考で”ミス・ワールド”が決まる。ムスリムが国民の多数を占める国が主催国になるのは、63回目を数える今回が初めて。それだけに、当初からイスラム団体との折り合いの難しさは指摘されていた。