中国の2月の映画興収6.5億㌦で米国抜き世界最大に

中国の2月映画興収6.5億㌦で 米国抜き世界最大に

中国のニュースサイト・中国新聞網によると、娯楽業専門の調査会社・芸恩諮詢はこのほど中国の2月の映画興行収入が6億5000万㌦との推計を明らかにした。その結果、米国の2月の映画興収6億4000万㌦を上回り、単月として初めて世界最大となった。

ソニー PS4世界最速で世界販売2000万台突破

ソニー PS4世界最速で世界販売2000万台突破

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は4日、家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の累計販売台数が、全世界で2000万台を突破したと発表した。発売後約1年3カ月後での2000万台超えは、同社の据え置き型ゲーム機としてはPS2の約1年7カ月を抜いて過去最速となった。

PS4は現在、123カ国・地域で販売されている。同社によると、対応ゲームソフトの本数が増えたことや、ゲームの様子をインターネット動画に配信する機能の人気が高いことなどが好調な販売につながっている。国・地域別の販売動向は非公表。

ヤンマー ベトナムサッカー代表のスポンサーに

ヤンマー  ベトナムサッカー代表のスポンサーに

ヤンマーは3月4日、ベトナムサッカー連盟(VFF)とスポンサー契約を結んだ。VFFが同国で開催する親善試合で代表チームが着用する練習着へのロゴ掲出や観戦チケットのプロモーションを行う。ヤンマーは1950年代にベトナムに進出し、農業機器や船舶用の小型エンジンの販売を手掛けている。同国での高い人気を誇るサッカー代表チームへの支援を通して、知名度の向上および浸透を図る。

スカパーJSATに44億円支援 クールジャパン機構

スカパーJSATに44億円支援 クールジャパン機構

日本文化を海外に売り込む官民ファンドの海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)は3月4日、有料多チャンネル放送事業を展開するスカパーJSATに、海外での日本の番組コンテンツの拡大資金として44億円を支援すると発表した。海外での日本の番組コンテンツの視聴可能世帯を増やすことで日本の魅力を発信し、海外での日本商品の販売促進や訪日外国人の増加につなげるのが狙い。

同社と同機構が共同で海外に向けた日本番組の発信などを行う事業会社「WAKUWAKU JAPAN」を近く新設。総事業費110億円のうち、スカパーが66億円を出資する。同社は2014年、インドネシアとミャンマーで新会社と同名のチャンネルを開局し、日本のドラマやスポーツ、アニメなどの放送を開始。現在約250万世帯、約1125万人が視聴可能という。

香港ディズニー面積2倍に拡張へ 第2期建設検討

香港ディズニー 面積2倍に拡張へ 第2期建設検討

香港政府が2月25日発表した2015 /16年度予算案から香港ディズニーランドの面積が現行のの2倍に拡張されることが明らかになった。香港ディズニーの拡張については梁振英・行政長官が1月に行った施政方針演説でも触れていた。拡張によって観光業を下支えするのが狙いだ。2月26日付大公報が伝えた。予算案を発表した曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官は「政府は香港ディズニー第2期の建設を検討する。新たなパークの敷地は現行と同等の60㌶となる」としている。NNAが報じた。

ジャカルタでAKB48×JKT48の合同コンサート大盛況

ジャカルタでAKB48×JKT48の合同コンサート大盛況

インドネシア・ジャカルタで2月20日、AKB48×JKT48の合同コンサートが行われた。AKB48がインドネシアでコンサートを行うのは、JKT48が誕生した2012年2月のコンサート以来3年ぶり。この間、JKT48もジャカルタ中心に活動する中で成長し、活躍しているニュースも日本に届いているが、3年ぶりとなる合同コンサートで、いずれも前回とは違うメンバーの姿を、会場に詰めかけた3500人のファンに披露した。

AKB48から選抜メンバー16人、JKT48から67人、計83人のメンバーが出演した。アンコールを含め全35曲を熱唱した。その中でも圧巻だったのは、松井咲子の生ピアノに合わせて出演メンバー全員で歌う「桜の花びらたち」。メンバーと一緒に、ジャカルタの満員の客席からも日本語の歌詞の歌声があふれ、静かな曲ながら会場内の一体感がひときわ感じられる場面となった。Global News Asiaが報じた。

タイのカントリー一族が伊セリエAのACミラン買収か

タイのカントリー一族が伊セリエAのACミラン買収か

タイの不動産開発のカントリーグループ・デベロップメントを運営するテチャウボン一族のビー・テチャウボン氏が、イタリア・セリエAのサッカークラブ、ACミランの買収交渉に乗り出していることが明らかになった。ポストトゥデーが報じた。買収額は370億バーツ(約1344億円)。ビー氏側は100%の完全買収にはこだわらないが、50%以上の出資を希望しており、他の投資家と出資を分け合う用意があるとしている。。現時点で買収の競合相手はなく、2月中に結論が出る見通しという。今回の買収について、イタリア紙「ラ・レプブリカ」は先ごろ、ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長がタイ人投資家に株式の30%を売却することで合意し、3年後に完全売却すると報じたが、ACミラン側はこの報道を否定している。

香港の周大福G 韓国・仁川に複合カジノリゾート投資

香港の周大福G 韓国・仁川に複合カジノリゾート投資

香港・宝飾品大手の周大福(CTF)グループが26億米㌦(約3100億円)を投じ、2022年までに仁川・永宗島に外国人を対象とするカジノを含む複合リゾート施設を造成する計画だ。ソウル経済新聞によると、CTFグループはこのほど仁川経済自由区域庁と複合リゾート投資に関する覚書(MOU)を締結した。26億㌦の投資は、韓国へのグリーンフィールド(工場建設や現地法人設立などの投資)分野の外国直接投資(FDI)では最大規模となる。

CTFグループは22年までに2期に分け永宗島ミダンシティの9万4121平方㍍に外国人専用カジノや高級ホテル、ショッピングモール、MICE(ミーティング、インセンティブ、コンベンション、エキシビション)施設、エンタテインメント施設などの複合リゾートを建設する計画だ。永宗島では別の事業者も複合リゾート事業を進めており、CTFグループも合わせると投資規模は6兆ウォンを超える。これらに伴う生産や付加価値を含めた経済効果も30兆ウォンに達すると推定される。NNAが報じた。

香港ディズニー 14年の来場者の伸び率1%に鈍化

香港ディズニー 14年の来場者の伸び率1%に鈍化

テーマパーク、香港ディズニーランドは2月9日、昨年の営業概況を発表した。2014年通年の純利益は前年比36.1%増の3億3200万香港(HK)㌦(約50億9300万円)、来場者数は750万人(延べ人数)で過去最高を更新したが、伸び率はわずか同1%増にとどまり、13年の10%増から9ポイント鈍化した。売上高は同11.6%増の54億6600万HK㌦。来場者1人当たりの消費額は11%増となったほか、運営する2軒のホテル客室稼働率は、前年から1ポイント下落し93%だった。来場者の国・地域別内訳は中国本土が48%、香港が32%、その他国・地域が20%だった。NNAが報じた。

中国のハローキティパーク ネットの口コミは散々

中国のハローキティパーク ネットの口コミは散々

中国浙江省湖州市安吉県に2015年1月にオープンした世界最大のハローキティパークだが、ネット上の口コミは散々な評価だ。中国紙・新民報が報じた。アトラクションや施設もまだ建設中で、グランドオープンはまだ先なのだが、建設途上で、試験営業中のテーマパークの評判はすこぶる悪い。

日本のサンリオと米カリフォルニアのへテマ社が共同で設計したハローキティパークは、世界最大のキティパークとの前宣伝もあり、中国のキティちゃんファンはオープン前から熱い期待を寄せていた。試験営業中の現在は、入園料は正規料金の約半分。アトラクションの利用回数別に3種類のチケットがあるが、100元(約1900円から160元(約3000円)で、曜日によって料金設定が異なっている。Record China が報じた。

期待感が大きかった分、失望の度合いも大きかったか、実際に同パークを訪れた人たちの評価は散々なものだ。いくつか列挙すると、「アトラクションの半分以上が動いていない」「大人ならわずか10分でパーク内を全部回れる」「建設現場ばかりで、ペンキのにおいが園内に充満している」「面白そうなアトラクションが一つもない」「数少ないレストランは大混雑で、料理や飲み物はバカ高い」「入り口付近では偽物のサンリオグッズを売っている」「オフィシャルホテルの一番安い部屋が1泊900元(約1万7000円)で、香港ディズニーランドのホテルより高い」「シャトルバスが少なすぎて乗れない」といった具合だ。グランドオープン時には果たしてこれらの問題点や課題が克服、解消されるのだろうか。