香港の周大福G 韓国・仁川に複合カジノリゾート投資
香港・宝飾品大手の周大福(CTF)グループが26億米㌦(約3100億円)を投じ、2022年までに仁川・永宗島に外国人を対象とするカジノを含む複合リゾート施設を造成する計画だ。ソウル経済新聞によると、CTFグループはこのほど仁川経済自由区域庁と複合リゾート投資に関する覚書(MOU)を締結した。26億㌦の投資は、韓国へのグリーンフィールド(工場建設や現地法人設立などの投資)分野の外国直接投資(FDI)では最大規模となる。
CTFグループは22年までに2期に分け永宗島ミダンシティの9万4121平方㍍に外国人専用カジノや高級ホテル、ショッピングモール、MICE(ミーティング、インセンティブ、コンベンション、エキシビション)施設、エンタテインメント施設などの複合リゾートを建設する計画だ。永宗島では別の事業者も複合リゾート事業を進めており、CTFグループも合わせると投資規模は6兆ウォンを超える。これらに伴う生産や付加価値を含めた経済効果も30兆ウォンに達すると推定される。NNAが報じた。