神戸市は脱炭素への関心を高めてもらうため、家庭から排出される使用済み食用油の航空機の代替燃料、「SAF(Sustainable Avietion Fuel)」などに再利用するため、廃油を回収することになった。神戸市は専用の装置を使って、新たな航空燃料として需要が高まっているSAFやバイオディーゼル燃料に再利用するという。SAFは従来の燃料と比べて、CO2の排出量をおよそ8割削減できるとして注目されている。
回収の期間は2026年3月末まで。神戸空港のほか、「東灘区役所など神戸市内の3つの区役所に回収ボックスを設置している。
関西の24年上半期倒産21.9%増の1,259件 3年連続更新
帝国データバンク大阪支社のまとめによると、2024年度上半期(4〜9月)の関西2府4県の倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年同期比21.9%増の1,259件で、上半期としては3年連続で前年度を上回った。9業種すべてで件数が増え、飲食店を含むサービス業が前年同期比32.9%増の460件に上り、最多だった。不動産業も同86.4%増の41件だった。コロナ禍からの業績回復途上に、原材料価格や人件費の高騰に見舞われ、行き詰まったケースがケースが多かった。
一方、負債総額は同82.1%減の1,331億6,300万円。これは前年同期に負債額が500億円を超える大型倒産が2件あり、その反動で大幅減少したもの。
「中国 祖国になり得ない」台湾記念日で頼総統が演説
巨人の菅野 米大リーグに挑戦 4年ぶりに移籍目指す
中嶋オリックス監督退任 今季5位「責任取りたい」
里山の鳥類16種, チョウ34種が急減 絶滅危惧種に, スズメも
環境省と日本自然保護協会の調査によると、全国の里山などに生息する鳥類やチョウの個体数が、絶滅危惧種の基準に相当するペースで急速に減少していることが分かった。
106種の鳥類のうち16種の個体数が環境省のレッドリストで絶滅危惧種の基準に相当する年3.5%以上のペースで減少していた。例えばスズメは1年あたり3.6%減少していたほか、セグロセキレイが8.6%減少していた。また、チョウも103種のうち34種が年3.5%以上のペースで減っていた。例えば国チョウのオオムラサキは1年あたり10.4%、イチモンジセセリは6.9%それぞれ減少していた。
環境省によると、温暖化により生息に適していた地域が減少したり、里山やその周辺の管理が行われず、環境が変化したことが影響しているとみられる。
環境省は2003年度から住民や研究者と協力して全国およそ1,000カ所で生態系の変化を調査しており、2022年度までのデータを分析した。
パキスタン北部の「世界遺産級」岩絵数万点が水没危機
死者4万1,000人超 ガザ戦闘1年 終結よりなお戦禍拡大
凱旋門賞 シンエンペラー12着, 重い馬場に最後伸びず
フランス競馬の世界最高峰レース、第103回凱旋門賞(G1、芝2400m)が10月6日、パリ・ロンシャン競馬場で16頭が出生して行われた。日本から今年こそ初制覇か、との期待を背負って参戦したシンエンペラー(牡3歳、坂井瑠星騎乗、矢作芳人厩舎)は、最後の直線、本来の伸びがみられず12着に敗れた。11度目の挑戦となった武豊騎手騎乗のアイルランド調教馬のアルリファー(牡4歳)も11着に終わった。日本調教馬は昨年に続き、雨で重たくなったロンシャンの馬場に沈んだ。日本調教馬とは一線を画す、課題の欧州競馬への対応で遅れをとる、厳しい現実をまたも突きつけられた。
優勝は英国のブルーストッキング(牝4歳)だった。
江戸期 大坂ー京都・伏見結ぶ三十石船10/13一日限定で復活
江戸時代、淀川を通って大坂ー京都・伏見(約40km)を往来した三十石船が10月13日、一日限定で復活する。開幕まで半年となる2025年大阪・関西万博周知、PRおよび観光振興のクルーズイベント「淀川クルーズFESTIVAL」の一環。枚方から上流で水深が浅い場所が複数あったが、国土交通省近畿地方整備局が川底を掘り下げ、上流を安全に航行することが可能となった。
13日に使用する一本松海運(所在地:大阪市北区)の観光船「辨天(べんてん)」(定員60人)は全長約16mで、三十石船を模した構造・大阪・八軒家浜船着場から、途中の枚方、八幡で乗客を入れ替えながら伏見まで航行する。
江戸時代、かやぶき屋根を備えた三十石船は上り約12時間、下り約6時間かけて往来。往時には1日320便を運航し、9,000人を運んだとされる・