京都,二条城で”二重価格”導入. 市民1,000円, 市民以外2,000円

京都市が世界遺産・二条城(所在地:京都市中京区)の入場料金について、2027年度に市内居住者と市外居住者で分ける”二重価格”の導入を検討していることが分かった。現在は1,300円の入城券と二の丸御殿観覧券のセット料金について、市民を1,000円、市民以外を2,000円とすることを検討している。
料金改定で増収を図り、二の丸御殿の大規模保存修理に伴う財源確保につなげたい考え。

北海道大 グリーンランドの氷河 13年間で5.4m薄くなった

北海道大学の研究グループは、グリーンランド北西部の氷河が13年間で厚さが5.4m薄くなっていることを明らかにした。気温がセ氏1度上昇すると氷河が失われる速度が2倍になる恐れがあるという。
研究グループは2012年7月から、グリーンランド北西部の「カナック業が」の観測をはじめた。毎年夏に測定を行い、雪が降った量や融けた量などを解析したところ、13年間で氷河全域の厚さが平均5.4m薄くなっていることが分かった。

水星 半径10km以上縮む 地表の”しわ”新解析で判明 北大

北海道大学の研究チームは、水星が約46億年前に誕生して以降、内部が冷えるのに伴って、半径が10km以上縮んでいたことを突き止めた。この論文は9月10日、米科学誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に掲載された。
現在の水星の半径は約2,440km。米探査機メッセンジャーなどによる観測で、水星の地表には収縮に伴って生じた、”しわ”のような地形が多数存在することが分かっている。
研究チームは今回、隕石衝突などで生じる水星表面の凹凸の程度(ラフネス)を数値化、収縮地形の分布と比較した。その結果、クレーター付近などラフネスが高いところは収縮地形が少ない傾向が判明。これを考慮に入れて補正すると、半径は12km近く縮んでいたことが分かった。

小惑星「リュウグウ」は太陽系初期の天体の残骸 北海道大

北海道大学などの国際研究チームは、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った試料の年代の分析結果を公表した。試料に含まれるマンガンとクロムの放射性同位体を調べた結果、約45億6,530万年前にできたことが分かった。このことから、リュウグウは、太陽系ができた初期段階の天体の残骸だった可能性があるという。これらの成果は、米科学誌「サイエンス」に掲載された。

世界の気温 数年以内に「産業革命以前から1.5度上昇」

国連環境計画(UNEP)は、今後数年以内に産業革命以前からの気温上昇が1.5度を超える見通しにあるとする報告書を発表した。
地球の温暖化が加速する中、パリ協定で各国が決めた温暖化ガス削減削減目標(NDC)を達成し、CO2排出量の実質ゼロにできたとしても、気温上昇は1.8度にに達するという。すなわち、目標達成は全く困難ということだ。現在の平均気温は10年間当たり約0.25度のペースで上昇しており、2024年には1年で1.5度を超えている。

総重量400㌧ 弘前城天守111年ぶり「曳戻し」77m移動

弘前で今、石垣修理のために移動していた、総重量約400㌧もの弘前城天守を元の位置に戻す「曳戻(ひきもど)し」が行われている。11月までに合わせて約77m移動する。この曳戻しは1925年以来、実に111年ぶり。
弘前城は、桜の名所として知られる弘前公園(所在地:青森県弘前市)にある、移動する異色の城だ。

北極海の氷河 13年で厚さ5m失う, 海面上昇加速

北海道大などの研究チームは、地球温暖化の影響が著しい北極圏のグリーンランド北西部の氷河が、13年間で厚さ5.4m分の氷が失われたとする研究成果をまとめた。国際雪氷学会の学術誌に論文掲載した。気温上昇が続けば消失は2倍に加速すると予測している。
世界最大の島・グリーンランドは日本の約6倍の面積を誇り、厚いところでは3,000mを超える氷柱に覆われている。グリーンランドの氷がすべて融ければ、海面は約7m上昇する量と試算される。北極の気温は地球全体の平均の3~4倍の速さで上昇している。これにより、グリーンランドの氷は急速に溶け、海面上昇や海洋、生態系に影響を与えている。

鎮魂の祈り込め 京都「五山送り火」夜空焦がす

京都市内で8月16日、お盆に迎えた先祖の霊を送る「五山送り火」があった。地域の5つの保存会による、恒例のお盆の伝統行事。午後8時すぎ、左京区の如意ヶ嶽(にょいがたけ)の火床に点火され、「大」の文字が浮かび上がった。その後順次、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」に点火、それぞれの文字や図形が夜空に浮かび上がっていく。遠来の観光客も含め、市内各所で送り火を眺め、手を合わせる人たちもいた。

天神祭・本宮「陸渡御」「船渡御」奉納花火に人…

日本三大祭りの一つ、大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭が7月25日、うだるような暑さの中、本宮を迎え例年通り、人・人・人で賑わった。
昼間は、神輿とともに約2,400人が市内を練り歩く「陸渡御(りくとぎょ)」、夕方からは約100隻の船が大川を往来する「船渡御(ふなとぎょ)」が行われた。午後7時半ごろからは約3,000発の奉納花火が打ち上げられ、なにわの夜空を彩った
天神祭は、大阪天満宮の祭神、菅原道真の神霊を移した神輿が街を巡航し、無病息災や疫病退散を願う祭り。

炎暑の古都 祇園祭・後祭で11基が華やかに巡行

炎暑の中、祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行が、京都市内中心部で7月24日あった。華麗な装飾品で彩られた11基の山鉾が、。午前9時半時半ごろ、烏丸御池→河原町御池→四条河原町→四条烏丸と、17日に行われた前祭(さきまつり)とは逆周りで巡航した。
河原町御池と四条河原町の交差点では「辻回し」を披露。車輪の下に竹を敷き、進行方向を90度変える。巡行の見せ場だ。前祭の巡行と同様、沿道を埋め尽くした観衆から拍手と歓声が挙がっていた。