大阪観光局のまとめによると、2025年1〜6月に大阪府を訪れた訪日外国人客数が推計で前年同期比23%増の847万6,000人と過去最高だった。これを受け、同観光局では年間1,700万人の目標に向け、順調に推移しているーーとしている。
国・地域別では、全体の6割を東アジアが占めた。関西国際空港の受け入れ能力の拡大で直行便が増えたことなどを背景に、中国からが57%増となった。
客足は好調だった前半に比べ、後半は増加の勢いにかげりがみられた。また、為替の円高進行で高額消費も伸び悩み、百貨店は苦戦を強いられている。
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カムチャッカ半島付近でM8.8の巨大地震 列島に津波警報
気象庁によると、7月30日午前8時25分頃、ロシアのカムチャッカ半島付近を震源とするマグニチュード(M)8.8の巨大地震があった。
これにより、根室、十勝など北海道太平洋沿岸部、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、伊豆諸島、相模湾・三浦半島など日本列島の全国沿岸部の幅広い地域に、最大3mの津波警報および津波注意報が出された。岩手県の久慈港で1.3mの津波を観測した。総務省消防庁によると、30日午後0時半時点で21都道県で207市町村の190万人超が避難指示の対象となった。
米国地質調査所(USGS)はカムチャッカ半島、ペトロパブロフスク・カムチャツキーの東南東119kmの沖合を震源としている。また、ロシアのタス通信はカムチャッカ半島のエリゾフスキー地区で3〜4mの津波を観測したととの当局者の話を伝えている。