神戸市灘区の六甲山小学校で二十四節気の一つで、霜が降りるとされる「霜降」の日に合わせて10月23日、子どもたちが自分たちで火を起こして、薪ストーブに火をつける恒例の”火入れ式”を行った。
同小学校は標高が800m近い場所にあり、例年なら朝晩は肌寒くなる時期。だが、列島各地で季節外れの夏日が続く今年は、少し趣が違う。同小学校の同日朝9時の気温は19度と例年より10度前後も高かった。それでも4年から6年生までの児童合わせておよそ30人が、下級生たちが見守る中、木の棒を板にこすりつける伝統的な火起こしに挑戦した。なお、ストーブは今後、気温が10度以下になったときにつけられるという。
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京都で”動く時代絵巻”総勢2,000人が都大路を練り歩く
葵祭(5月)、祇園祭(7月)とともに京都三大祭に数えられる、”動く時代絵巻”と呼ばれる時代祭が10月22日行われた。平安時代から明治時代までの衣装を身に着けたおよそ2,000人の行列が、京都御所から平安神宮までの4.5kmを練り歩いた。
行列は明治時代から平安時代まで、歴史を遡る形で順番が組まれており、まず明治維新のヒーロー、坂本龍馬が登場。戦国時代の織田信長、そして次々にその時代を彩った人物が現れ、平安時代のヒロイン清少納言、紫式部も台車に乗って登場した。
この日は平日にもかかわらず、警察発表でおよそ4万2,000人の観光客らが詰めかけ、沿道で次々に通り過ぎるヒーロー、ヒロインらを写真に収め、楽しんでいた。