大阪・関西万博の公式キャラクター、「ミャクミャク」が初めて海外に渡り、フランス・パリ郊外で7月13〜16日開かれた、日本文化を紹介する「ジャパンエキスポ」で2025年万博をPRした。
同イベントではアニメやゲームなど日本文化を幅広く紹介していたが、会場では万博の実施主体博覧会協会が近畿経済産業局とともにブースを出展。初の海外任務となったミャクミャクが、手を振ったり、笑顔を振りまきPRしていた。
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先進国で際立つ50歳日本女性の「生涯無子率」27%
日本の子どもの年間出生者数が80万人割れとなり、少子化の加速が指摘される中、生涯にわたって子供を持たない人が増加していることが分かった。50歳時点で子どもがいない女性の割合を指す「生涯無子率」が、他の先進国に比べてその高さが際立っている。
経済協力開発機構(OECD)のまとめによると、2020年に50歳を迎えた日本女性の生涯無子率は実に27%に達している。日本の50代女性の4人に1人以上が該当する。2番目に高いフィンランドでも20.7%で、スウェーデンは12.2%、米国は11.9%だ。
こうした状況を裏付けるのが「生涯未婚率」の上昇だろう。これは50歳の男女のうち、一度も結婚したことがない人の割合。1990年は男性が5.6%、女性は4.3%だったが、2020年は男性が28.3%、女性が17.8%に上昇している。この30年で男性が20ポイント以上、女性も10ポイント以上高まっているのだ。