総務省消防庁は6月24日、5月に熱中症の疑いで救急搬送された人は全国で3,655人に上ったと発表した。前年同月比987人上回り、比較可能な2015年以降で2019年の4,448人に次いで多かった。体が夏の暑さに慣れていない中、各地で真夏日の30度超えの急激な気温上昇が続いた5月中旬を中心に搬送者が増えた。
全搬送者のうち、65歳以上の高齢者が51.5%を占めた。都道府県別でみると、東京の270人が最多で、埼玉269人、愛知259人、大阪201人などと続いた。
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沖縄戦78年「慰霊の日」平和の誓い新たに 戦没者24万2,046人に
沖縄は6月23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で犠牲になった人々を悼む「慰霊の日」を迎えた。1945年、78年前のこの日、多数の住民を巻き込んだ地上戦が繰り広げられた末、旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる。
激戦地の一つでもあった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では早朝から遺族らが訪れ、「沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。式には遺族や、岸田首相、玉城知事らが参列。今年は4年ぶりに一般の参列を受け入れ、参列者はおよそ4,000人に上り、改めて今は亡き家族を想い、平和への誓いを新たにした。
国籍や軍民を問わず、沖縄戦の戦没者名を刻んだ石碑「平和の礎(いしじ)」には、戦艦大和の乗組員など365人が追加刻銘され、総数は24万2,046人となった。
日本の食品,農林水産物の輸出促進へ 都内で450社が出展し展示会
日本の食品や農林水産物を海外に売り込もうと6月21、22の両日、東京都江東区の東京ビッグサイトで大規模な展示会が開かれた。国内の食品関連企業およそ450社が出展、東南アジアをはじめ海外から多くのバイヤーが来日、参加した。会場では人気のホタテ、和牛など海産、畜産物などの加工品を含めた数多くのブースに人だかりがあった。ムスリム向けの「ハラル認証」を取得済みの商品を並べたブースもあり、熱心に商談する姿も見られた。
農林水産省によると、2022年の食品・農林水産物の輸出額は海外での需要高まりや円安を背景に1兆4,100億円余と過去最高を更新。政府は2025年までに輸出額を2兆円に増やす目標を掲げているが、目標を前倒しで達成できるよう、生産者や産地への支援を強化して輸出拡大を図るとしている。
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コロナ禍で人員削減した企業の6割が現在人手不足 補充叶わず
東京商工リサーチのまとめによると、コロナ禍で全国の企業の6,071社のうち約1割(構成比9.8%、599社)が人員削減を行い、このうちの61.5%(312社)が現在、人手不足に陥っていることが分かった。
コロナ禍で人員削減を実施したか?について、「希望退職の実施」「退職勧奨」「整理解雇」「補充採用の停止」の4項目で聞いたところ、いずれか一つを実施(599社、9.8%)していた。この中で最も多かったのが「補充採用の停止」で311社、、次いで「退職勧奨」106社、「整理解雇」96社、「希望退職の実施」86社と続いた。
業種別では観光業や冠婚葬祭業などに代表される「その他の生活関連サービス業」が構成比45.1%でトップ。次いでアパレル小売の同40.0%、印刷・同関連業の同33.7%が続いている。