タイ政府はこのほど閣議で、2005年非常事態令に基づく措置の適用を4月1日から2カ月延長することを承認した。これに伴い、これまで同令に基づいて発令した 措置や布告の効力を2022年5月31日まで延長する。
延長の理由は①オミクロン変異株の感染が世界的に拡大、さらなるワクチン接種の必要がある②ミャンマーから違法な入国が継続しており監視する必要がある。加えて、これら違法入国者がタイへ新型コロナウイルスを持ち込むリスクが高まっている③引き続き国内で多くの感染者が確認され感染の拡大が続いている。政府のワクチン接種は進んでいるものの、3回目の接種割合が低いことから、医療体制がひっ迫するリスクがある-などのため。
また、政府は4月のソンクラーン(水かけ祭り)休暇中、帰省などにより人々の往来が活発化し、感染拡大につながる可能性がある点も懸念材料として挙げている。
女子ソフトボール新リーグ「ニトリJDリーグ」開幕
女子ソフトボール新リーグ「ニトリJDリーグ」が3月28日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで開幕した。トヨタ自動車がビックカメラ高崎に1-0で勝った。
同リーグのレギュラーシーズンは、従来の日本リーグ1部の12チームに2部の4チームを加えた16チームが東西2地区に分かれ、10月24日まで各チーム29試合を戦う。両地区の1~3位と、4位で勝率の高い方の計7チームが11月5日からのトーナメント方式のポストシーズンに進み、同13日の決勝で年間王者を決定するスケジュールが組まれている。
ソフトボールは2021年夏の東京五輪で日本代表が金メダルに輝いたが、2024年のパリ五輪では除外されている。このため、2028年ロサンゼルス五輪での追加競技入りを目指し、新リーグ発足でファン獲得および集客増により活性化を図る。
国連事務総長 ウクライナ「人道停戦」実現へ担当を任命
国連のグテレス事務総長は3月28日、露紙による軍事侵攻を受けるウクライナ情勢で、人道目的の停戦実現を目指す取り組みを本格化させると発表した。人道的な停戦に向けて、国連のグリフィス事務次長にウクライナとロシアの双方が合意できる点を探るよう命じた。
グテレス氏は「この人道的な悲劇は人道支援で解決はできず、政治的な解決策が必要」とし、政治的な交渉をする機会と、和平合意成立のためにも即時の人道的な停戦が必要だと語った。国連はグリフィス氏が両国の首都を訪問する方向で調整している。
また、グテレス氏は核戦争は絶対避けなければいけないとし、国際原子力機関(IAEA)が数日のうちにウクライナ内の核施設の安全を確保するための取り組みを始めると述べた。
51年目「新婚さん」4/3放送から2代目藤井隆へ
円急落一時1ドル125円台 6年7カ月ぶり水準
硫黄島の北「噴火浅根」で噴煙 周辺で活動活発化
活発な地殻変動が続いているとみられる小笠原諸島の硫黄島。その北に位置する海底火山「噴火浅根」で3月27日、噴煙が確認された。気象庁は同日深夜、周辺海域に噴火警報を発表。付近を航行する船舶に警戒を呼び掛けた。
防災科学技術研究所などによると、小笠原諸島の硫黄島が年に1mという世界でも類をみないペースで地面が隆起し続けている太平洋戦争の激戦地は、気象庁が全国に111指定する活火山の一つ。
小規模の水蒸気爆発を繰り返し、島内は地面の温度が高く、多くの噴気地帯や噴気孔がある。マグマからは高温の火山ガスが出続けているという。地震も多く、体に感じない地震を含めると1日に100回も超えることもある。特徴的なのが世界の火山の中でも極めて速い隆起スピード。ペースは一定ではないが、国土地理院の観測では1年で1mほども隆起している。
中国・上海市 感染拡大で3/28~4/5都市封鎖実施
中国メディアによると、同国の上海市はオミクロン株など感染力の強い新型コロナウイルスの変異株の感染拡大を受け、事実上の都市封鎖(ロックダウン)を始めた。今回のロックダウンは市内を2地域に分けて実施する。金融機関などが集積する東部は3月28日から4月1日午前5時まで、日本人が多く住む西部は4月1日午前3時から5日午前3時までとする。
対象地域でバスやタクシーなど公共交通機関の運行を停止し、市民の外出を原則禁止している。ロックダウン期間中に全市民にPCR検査を実施。中国政府が掲げる”ゼロコロナ”政策に基づき、感染者を隔離し新規感染拡大を阻止する。これにより、テスラが上海工場での電気自動車(EV)生産を4日間停止するなど企業活動への影響は避けられない見通し。
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日本馬がG1の2レース制覇 競馬ドバイ国際競争
競馬のドバイ国際競争は3月26日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのメイダン競馬場で行われ、日本馬がG1レースを2勝、G2レースで3勝するなど大活躍した。
ドバイ・シーマクラシック(芝2,410m、G1)では2021年の日本ダービー馬シャフリヤール(クリスチャン・デムーロ騎乗)が快勝し、G1・2勝目を挙げた。オーソリティは3着だった。ドバイ・ターフ(芝1,800m、G1)ではパンサラッサ(吉田豊騎乗)がロードノース(英国)と1着同着で、国内外を通じてG1初制覇。ヴァンドギャルドが鼻差の3着。
G2はドバイ・ゴールドカップ(芝3,200m)をステイフーリッシュ(クリストフ・ルメール騎乗)、ゴドルフィンマイル(ダート1,600m)をバスラットレオン(坂井瑠星騎乗)、UAEダービー(ダート1,900m)をクラウンプライド(ダミアン・レーン騎乗)がそれぞれ制した。