ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦は3月22日(日本時間)、米国・マイアミで行われ、日本(侍ジャパン)がWBC史上初の日米対決を3−2で制し、3大会ぶりに世界一を奪還した。WBCでの日本の優勝は、第1回、第2回に続き3回目。
試合を重ねるごとに調子を上げてきた、MLB(メジャリーグベースボール)でプレーする選手を揃えた米国の破壊力ある強力打線を、先発の今永(DeNA)から戸郷(巨人)、高橋(宏)(中日)、伊藤(日本ハム)、大勢(巨人)、ダルビッシュ(パドレス)、大谷(エンゼルス)の7投手リレーで逃げ切った。村上(ヤクルト)が同点ホームラン、岡本(巨人)が3点目のホームランを放ち、大接戦を制した。
また、今大会のMVPに日本の大谷翔平選手が選ばれた。日本からMVPが選ばれたのは第1回と第2回で選出された松坂大輔さん以来。
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侍ジャパン 6−5の逆転でメキシコ撃破 米国と決勝戦
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝戦が3月21日(日本時間)米国・マイアミで行われ、日本が最終回、劇的な逆転劇でメキシコに勝ち、22日の決勝戦で米国と戦うことになった。日本は3大会ぶり3度目の優勝を目指す。
試合は4回、メキシコに3ランで先制され、0−3の7回、日本が吉田正尚(レッドゾックス)の3ランで追いつくと、8回に再度メキシコに2点勝ち越される苦しい展開。そして4−5の9回、先頭打者、大谷翔平(エンゼルス)の二塁打などでつくった無死一、二塁の好機で、ここまで好機に凡退していた村上宗隆(ヤクルト)がセンターオーバーの決勝二塁打を放ち決めた。
投手陣は佐々木朗希(ロッテ)、山本由伸(オリックス)、湯浅京己(阪神)、大勢(巨人)のリレーでつないだ。劇的サヨナラ勝ちに、日本列島が歓喜の嵐に包まれた
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ウクライナの子供約15万人をロシアに強制移送か
国際刑事裁判所(ICC、本部:オランダ・ハーグ)は3月17日、ロシアのプーチン大統領をウクライナの子供の強制移送について戦争犯罪にあたるとの判断を示した。ただ、ICCが確認している子供の数は氷山の一角で、ウクライナの最高会議(議会)のオンブズマンは、両親と一緒に強制移送された子供を含めれば15万人近い数になると指摘している。
国連人権理事会が設置した国際調査委員会の報告書によると、親がいる子供は「キャンプ」や避難名目で、親と引き離されてロシアで愛国教育を受けさせられ、戻れなくなる事例もあるという。そのままロシア人の養子にされると発見は困難になる。ロシアへの同化を狙った「国家ぐるみの拉致」で、卑劣な戦争犯罪そのものだ。
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東北大 iPS細胞による心筋細胞作製の効率的培養法
東北大学の研究グループは3月17日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)が形成した細胞の塊を、硬さの調節が可能なハイドロゲルを挟み込む”サンドウイッチ培養法”を確立したと発表した。この方法を用い、ゲルの硬さを心臓の硬さに近似させると、iPS細胞が中胚葉の細胞に分化しやすくなり、拍動する心筋細胞が効率的に得られた。
今回確立した培養法は、従来のiPS細胞を用いた心筋細胞作製の効率化に役立つ可能性がある。また、硬さ環境に着目したこの培養法は、iPS細胞から様々な組織や器官(培養臓器)を作製するために適した硬さ環境や、その分子機構を明らかにするツールとして活用されることが期待される。
この研究成果は3月5日に、高分子科学専門誌Macromolecular Biosciencelに掲載された。