大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長が、閉幕を迎えるアラブ首長国(UAE)のドバイ国際博覧会(万博)視察および閉幕式参加のため、同国を訪問する。知事は3月29~31日、市長は30~31日にそれぞれ同国を訪問し、ドバイ万博の視察・閉幕式に参加するほか、2025年大阪・関西万博に向けて各国への参加招請活動を進める。
大阪・関西万博は150カ国・地域および団体の参加を目標にしており、3月11日時点で87カ国の参加表明にとどまっている。
早大と南洋理工大「発酵おから」の脂質代謝,抗肥満効果
コロナ無料抗原検査を6月末まで延長 山際経財相
関西経済に2カ月でマイナス2,000億円 軍事侵攻で
大阪市 中学生の9.2%が「ヤングケアラー」
大阪市の調査によると、中学生の全体の9.2%が家族の介護や家事などを担う、いわゆるヤングケアラーに該当し、学校生活や勉強に悩みを抱えていることが分かった。2011年11月から市立中学校の1年生から3年生を対象に調査を行い、全体のおよそ87%にあたる4万5,000人余りから回答を得た。
ケアをしている家族を複数回答で聞いたところ、弟や妹が36.8%と最も多く、祖母31.2%、祖父19%、母親13.9%などとなった。また、ヤングケアラーとみられる生徒は遅刻や欠席の回数が多い傾向にあり、友人関係や成績に関する悩みを抱えている割合が高いことが分かった。
いま必要としている支援について聞いたところ、半数余りが「勉強のサポート」と答え、次いで16%余りが「家族や自分のことを一緒に考えてくれる支援」と回答している。