日本の7〜9月GDP年率1.2%減 4四半期ぶりマイナス

内閣府が11月15日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.3%減、年率換算で1.2%減となった。マイナス成長は4四半期ぶり。GDPの過半を占める個人消費が新型コロナウイルス第7波などの影響で伸び悩み、前期比0.3%増にとどまった。
マイナス成長の主要因は外需の落ち込み。GDPの計算で差し引く輸入が5.2%増え、全体を押し下げた。とくにサービスの輸入が17.1%増と大きく膨らんだのが響いた。