中国広東省コロナ感染者 複数の都市でピークアウト

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国広東省では深セン市、佛山市など複数の都市で新型コロナウイルスの感染者数はピークアウトの段階にあるようだ。
深セン市では2022年12月11日から2023年1月1日まで、同市811カ所の社区健康サービスセンターで開設した発熱診察室の1日あたりの患者数は12月21日に延べ14万人を超えピークに達したが、直近では延べ3万人程度に減少しているという。
佛山市では1月9日に記者会見で同市の新型コロナウイルス感染症患者が2022年12月中下旬にピークに達した。現在はピークアウトの段階にあり、発熱外来の受診者数は12月20日のピーク時の3万人から1月8日時点で2,110人まで減少したとしている。このほか、広州市でも感染のピークアウトを迎えたとみられている。

阪神 藤浪投手 アスレチックスと1年契約で合意

プロ野球、阪神からポスティングシステムを使って米大リーグへの移籍を目指している藤浪晋太郎投手がアスレチックスと1年契約を結ぶことで合意したと米国の複数のメディアが伝えた。今後、体の状態について球団のメディカルチェックを受けたうえで正式に契約し、先発ローテーションに加わる見込み。年俸は325万ドル(約4億2,000万円)と報じられている。
アスレチックスはカリフォルニア州オークランドが本拠地で、大谷翔平選手が所属するエンゼルスと同じアメリカン・リーグ西地区の球団。3月30日の開幕戦は本拠地でエンゼルスと対戦する予定。

中国の累計感染者9億人の報告書 全人口の64%感染か

中国紙の経済観察網(電子版)は1月13日、北京大学国家発展研究院の馬京晶副教授らが、中国全土で累計約9億人が新型コロナウイルスに感染したとする報告書を発表したと報じた。
馬副教授らは中国の民間データ会社から提供を受けたビッグデータを解析。2022年12月上旬の「ゼロコロナ」政策の大幅緩和後から1月11日までに、全人口の64%が感染したとする推計を導き出したとしている。そして12月末には多くの地域で感染ピークを迎え、感染率が最も高い甘粛省では約91%、以下、雲南省で約84%、青海省で約80%に達したという。

大阪・淀川河口に迷い込んだクジラ死ぬ 専門家が確認 

1月9日、餌を求め大阪湾・淀川河口(大阪市西淀川区)に迷い込んだとみられていたクジラが13日、大阪市の職員が海遊館の専門家とともに現場に赴き、死んだことが確認された。このクジラは体長およそ8mで、当初は潮を吹き上げたり尾びれを動かしたりしていた。だが、大阪海上保安監部によると、11日からクジラの動きが止まっていた。

円 一時1ドル=128円台後半 7カ月ぶり円高水準

ニューヨーク外国為替市場で1月12日、円が対ドルで上昇し、円相場は一時1ドル=128円台後半を付けた。2022年6月以来、約7カ月ぶりの円高水準となった。同日発表された2022年12月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が前月から鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が強まったため。
円は2022年10月に一時1ドル=151円台後半まで下落していたが、およそ3カ月の間に対ドルで22円以上、円高・ドル安が進んでいる。

オミクロン派生型「XBB.1.5」12月に都内で15件確認

東京都は1月12日、都庁で新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議を開いた。この中で米国で急拡大しているオミクロン株の新たな派生型「XBB.1.5」の感染を昨年12月に都内で15件確認したことが報告された。XBB.1.5は感染力が極めて強いことから今後、都内はじめ広域に感染が広がることが予想され、専門家らは警戒を呼びかけた。

JRA22年度代表馬にイクイノックス 父子で受賞に

JRA(日本中央競馬会)は1月10日、2022年度JRA賞受賞馬選考委員会を開き、各賞受賞馬を発表した。年度代表馬には天皇賞・秋、有馬記念とG1を2勝したイクイノックス(牡3歳)が選出された。記者投票288票中282票を獲得、得票率97.9%の文句なしの選出だった。
イクイノックスは父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)の血統で、通算6戦4勝2着2回。キタサンブラックも2016、2017年度の年度代表馬で、父子での受賞となった。

南海トラフ地震発生後1週間 M8級連続発生確率高い

東北大学、京都大学、東京大学の研究チームは1月10日、南海トラフ沿いで巨大地震発生後、1週間以内に同規模、マグニチュード(M)8〜9級後発地震が起きる確率は約2%〜77%と、平時の約100〜3600倍に高まると英科学誌『Scientific Reports』に発表した。
研究チームは、100年超にわたる世界の地震統計データおよび過去の南海トラフ地震発生履歴を組み合わせ、南海トラフ地震が連続発生する確率を、先発地震からの経過時間ごとに算出した。

コロナ感染者の死者520人 初の500人超え 1/11

国内で1月11日、新型コロナウイルス感染者の520人の死亡が確認された。1日当たりのの公表数としては初の500人超えで過去最多。これまでの最多は1月5日の498人。11日の死者の内訳は多い順に福岡45人、愛知32人、大阪31人、東京29人などと続いている。
厚生労働省によると、11日の全国の重症者は前日より9人増えて665人となっている。