大阪市が出資する第三セクター、大阪港トランスポートシステム(OTS)はこのほど、2025年大阪・関西万博の玄関口となる大阪メトロ中央線延伸部の新駅「夢洲(ゆめしま)駅(仮称)」の基本デザインを発表した。
新駅のホームやコンコース、改札前広場でリサイクル可能なアルミのパネルを使用した、折り紙風の天井、神社の鳥居をイメージした照明で、日本の伝統文化や技術をアピールするものとなっている。
トイレは男性用、女性用、車いす使用者優先用、性別を意識せずに使える個室のみの「オールジェンダートイレ」を整備する。
このほか、コンコースの一部の壁には縦3m、横60mの大型のサイネージ(電子看板)を設置。四季や大阪の歴史をテーマにしたデジタルアート映像などの放映を検討している。
スリランカ 再び非常事態宣言 各地で抗議デモ続く
中国・広州市で日本線など大量欠航 供給網に影響
年収400万円未満の6割超「週休3日不可能」
リクルート 1~3月期の転職時 賃金変動状況公表
リクルート(本社:東京都千代田区)は5月6日、転職支援サービス『リクルートエージェント』における2022年1~3月期の「転職時の賃金変動状況」を公表した。
「1~3月期、前職と比べ賃金が10%以上増えた転職者の割合」は32.6%だった。職種別にみると、IT系エンジニアは36.0%、機械・電気・化学エンジニアは28.3%、営業職は31.8%、事務系専門職は30.0%、接客・販売・店長・コールセンターは38.8%となった。
IT系エンジニアは2021年10~12月期に過去最高値を更新。2022年1~3月期も概ね同水準を維持している。機械・電気・化学エンジニアは2020年10~12月期を底として反発、以降は上昇基調に転じ、2022年1~3月期は2018年ころの水準にまで回復している。
営業職はコロナ下の2020年1~3月期を起点に大きく水準を切り下げたが、2021年1~3月期には概ね感染拡大前の水準近くに回復した。その後、一時的に弱含むも、2022年1~3月期は再度、上昇基調に戻している。事務系専門職は2021年4~6月期以降、急激な上昇基調に転じ、同年10~12月期は過去最高値を更新。2022年1~3月期も引き続き高水準を維持している。
接客・販売・店長・コールセンターは2020年1~3月期を起点に大幅に水準を切り下げたが、その後は同年7~9月期を底として反発。以降は上昇基調を続け、2021年7~9月期には過去最高値を更新。2022年1~3月期も引き続き高水準を維持している。