アーチェリー男子 古川高晴が銅 2大会ぶりメダル

東京五輪第9日の7月31日、アーチェリー男子個人で古川高晴(36)が、3位決定戦で台湾の選手に勝ち、銅メダルを獲得した。
古川は5大会連続出場で、2012年ロンドン五輪で銀メダルをを獲得して以来、2大会ぶりのメダル獲得となった。古川は26日に行われた男子団体で河田悠希、武藤弘樹とともに、この種目で初のメダルとなる銅メダルに輝いている。

柔道混合団体 仏に敗れ無念の銀メダルに終わる

東京五輪第9日の7月31日、柔道混合団体が行われ、日本はフランスに1勝4敗で敗れ、無念の銀メダルに終わった。柔道発祥国として至上命令だった男女混合団体の初代王者の座を、柔道大国フランスに奪われた。
柔道混合団体は、柔道の国際大会等では行われているが、五輪では今大会からの新種目。男女3人ずつ出場し、先に4勝した方が勝ちとなる。

男子サッカー 東京五輪で4強進出 PK戦でNZ下す

東京五輪男子サッカーの準々決勝が7月31日、日本とニュージーランドとの間で行われ、日本が2大会ぶりに4強進出を果たした。ただ、戦前思われたより、ニュージーランドは手ごわい相手だった。グループステージ(予選)を唯一の3戦全勝で突破した日本だが、90分でも、延長30分でもお互いゴールが奪えず、PK戦に持ち込まれた。その結果、GK谷の”神セーブ”で4-2でPK戦を制した。

陸上男子100m 山県ら日本勢は予選で全滅 高い壁

久方ぶりに決勝進出への期待で注目された男子100m予選が7月31日行われた。しかし9秒台の記録は出せても、世界とはいぜんとして高い壁があることをうかがわせた。9秒95の日本記録保持者の山県亮太はじめ、多田修平、小池裕貴の3人はいずれも各組上位3人とタイム順で上位3人に入れず、予選を突破できなかった。
1932年ロス五輪で6位となった吉岡隆徳氏以来の日本人ファイナリストは、今回も生まれなかった。

コロナ感染30代以下が7割超 全国で新たに1万2,342人

新型コロナウイルスの感染者は7月31日、日本全国で新たに1万2,342人が確認された。1万人を超えたのは3日連続で、4日連続で過去最多を更新した。東京で4,058人と初めて4,000人を超えた。
年代別でみると、30代以下が約71%と若い世代の感染が目立ち、ワクチン接種が進む65歳以上は約3%と感染が抑え込まれている。

6月失業率2.9%に改善 求人倍率1.13倍に上昇

総務省が7月30日発表した6月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は2.9%と前月比0.1㌽低下し、3カ月ぶりに改善した。解雇などによる離職が17カ月ぶりに前年同月から減少した。
一方、厚生労働省が同日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍で、前月から0.04㌽上昇した。ただ、コロナ禍の長期化で雇用情勢はいぜん厳しい。
完全失業者数は206万人で、前年同月から11万人増加した。11カ月連続で前年同月を上回っている。就業者数は6,692万人で、前年同月比22万人増となった

なでしこJ 準々決勝で敗退 スウェーデンに力負け

日本サッカー女子、なでしこジャパンは7月30日、スウェーデンとの準々決勝戦に臨み、1-3で敗れた。あらゆる面での力負けだった。かつてワールドカップで金メダル、オリンピックでも銀メダルに輝いたなでしこだが、世代交代に失敗し長らく低迷。この間に開いた世界の女子サッカー上位国との、力の差を感じさせる敗戦だった。

日本柔道女子78㌔級で素根 輝が金 7日連続金継続

連日大健闘が続く日本柔道。7月30日は柔道女子78㌔級で五輪初出場の素根輝(あきら)が金メダルに輝いた。素根は準々決勝、準決勝でそれぞれ1本勝ちし、決勝戦でも五輪・世界選手権など国際試合出場の常連を相手に積極的に攻め続け、相手を守勢に回らせ勝利を呼び込んだ。この結果、日本柔道の金メダル獲得は7日連続となった。