アメリカ・アカデミー賞の前哨戦としても位置付けられる「ゴールデングローブ賞」で、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が非英語映画賞を受賞した。日本映画の受賞は62年ぶりの快挙。
同作品は村上春樹さんの短編小説が原作で、西島秀俊さんが主演を務めている。妻を亡くした男性がドライバーの女性と出会い、会話をする中で、妻の秘密をたどっていく物語。2021年7月に行われたカンヌ国際映画祭をはじめ、2022年1月8日発表の全米映画批評家協会賞など受賞が続いていて、3月のアカデミー賞に向けてさらに注目が集まりそうだ。
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フィリピン 新型コロナ新規感染者 過去最多の2万6,458人
フィリピン保健省は1月8日、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数が2万6,458人に上ったと発表した。2021年9月11日の2万6,303人を上回り過去最多となった。
同国における新型コロナの新規感染者は、2021年12月中旬は1日あたり300人を下回る日が続いていた。だが、年明け1月5日以降は1万人を超え、およそ4カ月ぶりに過去最多となった。年末から人出が増えたことが感染者の急増につながったとみられている。このため年始からマニラをはじめ各地で移動・行動制限の警戒レベルを引き上げている。
英オックスフォード大の研究者らでつくる「アワード・ワールド・イン・データ」によると、2021年12月上旬時点のフィリピンの接種完了率は34%にとどまっている。未接種者がいぜん多いことが大きな課題だ。