猛威を振るう変異ウイルス「オミクロン株」の広がりで1月26日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で7万1,632人確認された。初の7万人台で、2週間前の5.4倍。27日から「まん延防止等重点措置」が関西3府県など18道府県に追加適用され、対象地域は三大都市圏や九州全県を含む34都道府県に拡大した。
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連合と経団連 労使トップ会談 賃上げの重要性は一致 春闘始動
連合の芳野友子会長と経団連の十倉雅和会長の労使トップ会談が1月26日、東京都内で行われ、2022年春闘がスタートした。十倉会長は「労使による真摯な議論の結果として、賃金引き上げのモメンタム(勢い)が維持されることを期待する」と発言。芳野会長も「月例賃金(のアップ)にこだわり、格差是正を図る必要がある」と強調し、賃上げの重要性では一致した。
連合は今春闘で、基本給を底上げするベースアップの要求を2%程度とし、定期昇給分を合わせて4%程度の賃上げを求める。経団連も業績が回復した企業には積極的な賃上げを呼び掛けているが、コロナ禍のダメージの残る企業もあり、「一律」での対応は難しいとしている。春闘は今後、産業別や個別企業の労使交渉が本格化し、3月中旬に集中回答日を迎える。