IMF 22年の世界成長4.4%に減速 米のインフレが下振れ要因

国際通貨基金(IMF)は1月25日、改定した世界経済見通しで2022年の実質成長率を4.4%と、前回2021年10月の予測から0.5ポイント引き下げた。原材料などの値上がりに伴う高インフレが長引く米国と、”ゼロコロナ”を掲げる中国の動向次第で、大きく下振れする可能性がある。オミクロン株に警戒を示し、ウクライナや台湾を念頭に東欧や東アジアのリスクにも言及している。