厚労省 オミクロン対策で休園時「代替保育」を促進 財政支援 2022-02-10アジア-社会fujishima 厚生労働省は2月8日、新型コロナウイルスのオミクロン株の特性を踏まえた新たな対策を発表した。保育所が休園になった子どもを公民館などで預かる「代替保育」を促進するため、自治体に財政支援する-などが柱。 子どもの休校や休園などで保護者が仕事を休んだ際に、給与を補償する助成金の申請手続きを簡略化し受け取りやすくするなど、保護者が働きやすい環境を整える。公民館や児童館などで代替保育する場合、保育士の数が少なかったり、保育士の資格を持っていなかったりしても特例で行うことができるようにする。
気候変動など21世紀末までに4,000万人死亡の恐れ UNDP予測 2022-02-10アジア-社会fujishima 国連開発計画(UNDP)は2月8日、気候変動に関連して2100年までに途上国を中心に累計4,000万人が死亡する恐れがあるとの予測を発表した。この報告書は「人間の安全保障」をテーマに、社会が直面する課題を分析した。人間の安全保障は国家の安保だけでなく、人間ひとり一人が安心して生きられることを重視する考え方を指す。 報告書は、先進国の開発に伴う環境への負荷、気候変動が格差を拡大していると指摘。2020年時点で約24億人が食糧難に直面し、8,240万人が強制移住を余儀なくされた。UNDPは気候変動がこうした人々の増加にさらに拍車をかけると警鐘を鳴らしている。
日本のコロナ経済対策GDPの54%に相当 主要国で最高 2022-02-10アジア-社会fujishima 内閣府の集計によると、日本経済に関する報告書で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて政府が実施した経済対策の事業規模が総額約293兆円に上ることが分かった。国の経済規模を示す国内総生産(GDP)の54%に相当し、日米欧の主要国で最高だった。
日本の新規感染再び10万人超え 死亡者は第5波上回る水準 2022-02-10アジア-社会fujishima 新型コロナウイルスの新規感染者が2月8日、全国で10万1,278人なりと10万人を超えた。10万人台は5日以来で、1週間前の2月1日からおよそ2割増えている。新たに確認された死亡者も159人の高水準で、感染拡大の”第5波”ピーク時を上回っている。 都道府県別の新規感染者は東京が1万7,113にん、大阪が大阪市の入力遅れ分(約9,200人)を含め2万609人、神奈川が8,810人、愛知が5,855人。死亡者は増加傾向にある。2021年9月上旬の第5波ピーク時は80人前後で推移していたが、今回は2月に入ってから100人を超す日が目立っている。
世界のコロナ感染者4億人超え オミクロン株で増加加速 2022-02-10アジア-社会fujishima 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の新型コロナウイルスの累計感染者が2月8日夕(日本時間9日朝)、4億人を超えた。世界の人口の約5%が感染した計算になる。死者数は累計で約576万人に達している。 コロナ感染者は累計1億人までに1年超、2億人には約半年かかった。その後、約5カ月で3億人に達し、わずか1カ月ほどで4億人に増えた。感染力が高いとされる「オミクロン株」の広がりで、感染者数の増加ペースが加速している。 累計感染者数を国別でみると、世界最多は米国の約7,700万人で、全体の2割を占めている。
21年の給与総額3年ぶり増 0.3%プラスに 残業抑制和らぐ 2022-02-10アジア-社会fujishima 厚生労働省が2月8日発表した2021年の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、2021年の基本給や残業代を合わせた1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は、月平均で前年比0.3%増の31万9,528円と3年ぶりに増えた。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年より出勤や残業の抑制が和らぎ、労働時間が増えた。
タイ 21年外資規制業種の事業認可 日本163件,28.6%占め首位 2022-02-09アジア-社会fujishima 日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイ商務省はこのほど外資規制業種の認可状況を公表した。2021年累計で570件の事業を認可、投資総額は約825億100万バーツ(約2,887億5,400万円)となり、約5,450人の新規雇用に貢献した。 国・地域別にみると、日本が首位の163件でシェア28.6%を占めた。2位は米国の88件でシェア15.4%、3位はシンガポールの86件でシェア15.1%だった。日本は金額ベースでも投資額232億6,000万バーツで、シェア28.2%の首位だった。
太陽系初期の隕石に似る 小惑星リュウグウの試料 初分析結果 2022-02-09アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの試料の最初の分析結果が発表された。最も始原的な隕石に似ているが、それよりさらに黒っぽくスカスカしている。試料の分析が進めば、太陽系の起源と進化、生命の素材となる水と有機物が地球にもたらされた過程を解き明かす研究が大きく前進しそうだ。 成果は2021年12月20日付の英科学誌ネイチャー・アストロノミーに報告された。日本経済新聞が報じた。
国の大規模接種 2/14から大阪会場を2カ所体制に 1日2,500人 2022-02-09アジア, アジア-社会fujishima 防衛省は2月7日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種にあたる大阪市内の会場を、14日から2カ所に増強すると発表した。自衛隊が運営する会場を7日に開所した「堺筋八木ビル」(所在地:大阪市中央区)に加え、2カ所目を大阪メトロ北浜駅から徒歩3分ほどの「日経今橋ビル」(所在地:大阪市中央区)に置く。これにより、1日あたりの接種人数を960人から2,500人へと増やす。
こども家庭庁「300人上回る体制目指す」23年4/1設置 2022-02-09アジア-社会, 介護fujishima 野田聖子少子化相は2月7日、子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」の人員について、300人を上回る体制を目指すと表明した。移管する内閣府や厚生労働省の職員を充てるほか、地方自治体や民間企業からも登用する。 2023年4月1日に設置する。政府は2月中にこども家庭庁の設置法案を閣議決定し、国会に提出する方針。