東北新幹線の脱線車両撤去に2週間 JR東日本

JR東日本は3月20日、宮城、福島両県で震度6強を観測した地震で脱線した東北新幹線の車両の撤去作業を始めた。全17両中16両が脱線しており、全車両の撤去に少なくとも2週間程度かかるとの見通しを示した。
すでに高架橋や駅ホームの土台など土木構造物の損傷が計20カ所、レールのゆがみ10カ所、電柱の損傷24本、架線の切断2カ所などが見つかっており、被害箇所はさらに増えるとみられる。