兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園のまとめによると、全国の野外にいる国の特別天然記念物のコウノトリは、2021年8月時点で263羽で、野生復帰の放鳥が始まった平成17年(2005年)以降、16年間で最多になったことが分かった。平成29年(2017年)に100羽を越えてから、順調に繁殖が進んでいるとみられる。
今シーズンは、兵庫県内で但馬地域以外で初めてとなる淡路島での繁殖が成功したほか、福井県小浜市で初めて巣立ちが確認されるなど、全国で61羽のヒナが育っている。
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IMF 世界債務GDP比97.8% 長引くコロナ対応で高止まり
国際通貨基金(IMF)は10月13日、最新の財政報告を公表した。これによると、2021年の世界全体の政府債務残高は新型コロナウイルスへの対応で、対国内総生産(GDP)比97.8%にに上った。2020年から0.8ポイント下がったが、デルタ株など変異株の広がりに伴う長引くコロナ禍への対応により、いぜんとしてGDPとほぼ同規模で高止まりしている。
衆院解散 総選挙へ 31日投開票「戦後最短」決戦スタート
衆議院の大島理森議長が10月14日午後1時過ぎ、「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」と解散詔書を読み上げた。公示は19日だが、解散を受け事実上の選挙戦の火ぶたが切られた。解散から31日の投開票日までわずか17日間という「戦後最短」の決戦となる。政権選択選挙であり、コロナ禍で医療体制の破綻など、政策の是非が問われ続けてきた経緯があるだけに、与党側は批判を織り込み、選挙の勝敗ラインは自民・公明両党の与党で過半数を確保を目指すとしている。
インド 外国人向け観光ビザの発行再開 1年7カ月ぶり
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド内務省はこのほど、外国人向け観光ビザの新規発行を再開すると発表した。対象は10月15日以降の特別便(チャーター便)と、11月15日以降の便でそれぞれ到着する外国人。観光ビザ発行は2020年3月以来1年7カ月ぶりの再開となる。
ただ、インドでは2020年3月以降、一般国際旅客便の着陸停止措置が続いている。民間航空局は9月28日の同措置を10月末まで延長することを発表しており、インドへの空路は現在、臨時便・特別便に限定されている。