日本卓球女子団体 中国の壁破れず「銀」で終戦

東京五輪・卓球女子団体の決勝戦は8月5日行われ、日本勢の健闘虚しく、またも中国の壁は破れず銀メダルに終わった。ただ、ダブルス、シングルスに出場した石川佳純、平野美宇、伊藤美誠は溌溂とした高速・技術プレーで会場を驚かせ、中国選手・コーチ陣を慌てさせる場面もみられた。敗れたが、日本卓球女子のレベルの高さを示した。とくに伊藤は、今大会の新種目混合ダブルスで水谷隼とくみ、中国ペアを破り金メダル、シングルスで銅メダル、そして団体で銀メダルと3個のメダルに輝いた。

政府「まん延防止」8県追加し13道府県に拡大

日本政府は8月5日、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の全国的な爆発的拡大を受け、「まん延防止等重点措置」の対象に福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県を追加することを正式に決めた。期間は8月8日から31日。
この結果、まん延防止等重点措置適用の地域は、すでに対象となっている5道府県を合わせ13道府県、「緊急事態宣言」発令中の6都府県を含め、新型コロナウイルス対策対象自治体は19都道府県に増える。

日本人の人口1億2,384万人余で12年連続の減少

総務省によると、2021年1月1日現在の日本人の人口は1億2,384万2,701人で前年同期比42万8,617人少なく12年連続の減少となった。2020年の年間出生数は84万3,321人で、1979年以降で最少を更新した。死亡者数は137万3,929人となり、死亡した人が生まれた人の数を上回る「自然減」となり、その数は53万608人と13年連続で拡大した。

日本の総人口1億2,665万人 8年連続減
また、国内の日本人と外国人を合わせた総人口は1億2,665万4,244人で、1月1日を基準とするようになった2014年以降8年連続で減少した。外国人は281万1,543人で、総人口に占める割合は2.22%。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限の影響で日本に転入した外国人は前年比で約55%減少。過去6年連続で増加していた外国人人口は減少に転じた。

ミャンマー 国軍がRCEP協定批准済み 現地メディア

ミャンマーの現地メディアによると、同国が地域的な包括的経済連携(RCEP)協定について、国軍が国内での批准手続きを完了していることが分かった。
RCEP協定には日本、中国、ASEAN(東南アジア諸国連合)など15カ国が署名しており、順次、批准国が増えているが、この間、政情が激変したミャンマーの動向は不透明だった。

侍ジャパン 韓国破り決勝へ 山田が走者一掃のV打

東京五輪・野球の準決勝戦が8月4日行われ、日本・侍ジャパンは韓国に5-2で勝ち、7日の決勝戦進出を決め、銀メダル以上が確定した。日本は2008年北京五輪の準決勝戦で敗れた韓国相手に、14年越しの雪辱を果たした。
試合は2-2の接戦で終盤へ。これにけりをつけたのは8回二死満塁での山田の一振り。交代投手の代わりばな、ストライクを取りに来た、やや甘く入った初球のストレートを迷いなく振り抜くとレフトオーバーの大飛球、あと少しでスタンドインの二塁打となり、満塁の走者をホームに迎え入れた。

国内の新規感染者1万4,207人 14都府県で最多更新

新型コロナウイルスの新規感染者数は8月4日、国内で最多の1万4,207人が確認され、14都府県で過去最多となった。
このうち、東京都では4,166人の感染者が判明した。また、自宅療養者は1万4,783人に上り、6日連続で最多を更新した。東京都の感染者の年代別にみると、最多は20歳代の1,380人、30歳代以下が全体の67%にあたる2,776人を占めている。ワクチン接種が進んだ65歳以上の感染者は131人で、3%にとどまっている。