北朝鮮が遭難船員の保護で日本に異例の謝意
北朝鮮の朝鮮赤十字会は2月4日、国営メディアを通じて、この数年間、日本が日本海で遭難した北朝鮮の船員を保護し、無事に帰国できるよう人道的な支援を提供してくれた日本の当局に当該ルートを通じて謝意を表明したことを明らかにした。北朝鮮が日本の支援に公に謝意を表明するのは異例。
雪と氷の祭典「第70回さっぽろ雪まつり」開幕
様々な雪と氷の雪像が街の一角を彩る「第70回さっぽろ雪まつり」が2月4日からメイン会場の北海道札幌市の大通り公園とすすきの会場で開幕した。
会場には映画「スター・ウォーズ」から飛び出した様々なシーン・キャラクターの雪像、北欧フィンランドのヘルシンキ大聖堂、2頭のサラブレッドの大雪像など圧巻。また、ちびまる子ちゃんや先の全豪オープン・女子シングルスで優勝したテニスの大坂なおみ選手の像などおよそ200基の雪像が林立し、人気を集めている。夜には会場が光と音の演出も加わって、昼とはまた少し趣の異なる雪像群の姿を楽しめる。
春節がスタートし、中国をはじめアジアからの訪日外国人旅行者の来場も例年以上に見込まれる。
アルツハイマー病検出法で約2,000の血液検体の分析開始
国立長寿医療研究センターと島津製作所は、豪州のアルツハイマー病コホート研究組織AIBL、京都大学、東京大学、東京都健康長寿医療センター、近畿大学と共同で確立したアルツハイマー病検出法を用い、世界の研究機関から収集した約2,000の血液検体の分析を開始した。検体の測定は3月末に完了する予定。
この取り組みは、日本医療研究開発機構(AMED)の長寿・障害総合研究事業認知症研究開発事業「適時適切な医療・ケアを目指した、認知症の人等の全国的な情報登録・追跡を行う研究」(オレンジレジストリ研究)の一環として実施するもの。
国立長寿医療研究センターと島津製作所が中信となって確立した手法は、わずか0.5mlの血液から、アルツハイマー病の原因とされる脳内のアミロイド蓄積度合いを推定できるという。
日本、カタールに敗れ無念の準優勝 サッカーアジア杯
サッカーアジアカップの決勝戦で、日本はカタールに1-3で敗れ、無念の準優勝に終わった。日本はこれまで決勝に進出した際、すべて勝利を収め優勝していただけに、大いに期待された。だが今回は、森保ジャパンの門出となる国際大会での優勝デビューは叶わなかった。
準決勝でアジア最強と目されたイランを3-0で下したことで、「あの戦いができれば」との思いは日本全国のサポーターの印象だったろう。それだけに、サポーターの落胆も大きかった。そして、代表の若手への切り替えがまだまだ途上にあることを印象付けた。
試合は、日本こそ欲しかった先取点を奪われ守勢に回り、イラン戦の後半にみせた躍動感ある動きは影を潜めて、前半は0-2。後半は攻勢に出る出る場面もみられたが、南野拓実選手の得点で1-2とするのが精一杯。その後、ペナルティーエリアでの攻防でキャプテン吉田麻也選手がハンドの反則を取られ、PKを与えてしまい、1-3と離され万事休す。
カタールはスペインサッカーを導入し、格段にパワーアップしていた。これまで対戦してきた過去のカタールではなかった。中東にサッカー強豪国が誕生した。
日本3-0イラン サッカーアジア杯 2年ぶり決勝へ
アラブ首長国連邦(UAE)で開かれているサッカーのアジア王者を決める大会、アジアカップは1月28日、準決勝が行われ、日本が3対0でイランに快勝し、2011年以来2大会ぶりの決勝進出を決めた。この結果、日本は2月1日、カタールと開催国UAEとの勝者と対戦、頂点を目指す。
日本はこの試合、難敵、強豪のイラン相手に前半こそ0-0のにらみ合いで終わったが、後半に入るとこれまでの1点差ゲームが嘘のように攻撃・守備陣とも躍動、この大会鉄壁の守備を誇ったイランから3得点を奪った。とりわけ1次リーグの初戦以来の大迫勇也、南野拓実、原口元気選手らの動きが際立った。そして、ここまで4得点を挙げ、要警戒だった相手のエース、アズムン選手の動きをほぼ封じることに成功した。