外国人就労拡大へ改正入管法成立 2019年4月導入

外国人就労拡大へ改正入管法成立 2019年4月導入

“生煮え””中身がない”など様々な批判を浴びた、外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法案が成立した。参院は12月8日未明の本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成で可決した。これを受け、政府は2019年4月からの新制度導入を目指し、詳細な制度設計を進め、具体的な制度の多くは法務省令で示していくとしている。
この結果、①「特定技能1号」「特定技能2号」という新たな在留資格を設ける②単純労働の分野でも外国人受け入れを解禁する③農業、建設業、介護、宿泊業、外食など14業種で初年度最大で4万7,550人、当初5年間で最大34万5,150人の受け入れを想定している新制度がスタートすることになった。
また、法務省入国管理局を格上げし出入国在留管理庁を新設する。

中国のインターネット利用者が初めて8億人を突破

中国のインターネット利用者が初めて8億人を突破

中国インターネット情報センター(CNNIC)のまとめによると、中国国内のインターネット利用者が2018年6月時点で8億166万人に達した。2017年12月からの半年間で3.8%増となり、初めて8億人を突破した。
このうちスマートフォンなどの携帯端末によるネット利用者は4.7%増の7億8774万人となり、ネット利用者全体の98.3%を占めた。この結果、同国のネット普及率は1.9㌽上昇し、57.7%となった。
利用者を年齢別にみると、40歳未満が全体の74.4%を占めた。うち20代が最も多く27.9%に達した。収入別にみると、月収3001~5000元(約4万8000~8万円)が全体の21.5%を占め最多で、次いで2001~3000元が15.3%だった。

ツバメ・イータイム ハノイ市に電動バイク100台寄贈

ツバメ・イータイム ハノイ市に電動バイク100台寄贈

電動バイクの製造・販売のツバメ・イータイム(本社:山口県岩国市)は8月29日、ハノイ市公安局に電動バイク100台を寄贈した。これにより、急速な経済成長を遂げるベトナムで問題が深刻化しつつある大気汚染と排ガス問題の改善に寄与する。

訪日外客 過去最速で2000万人突破 20年に4000万人に

訪日外客 過去最速で2000万人突破 20年に4000万人に

2018年の訪日外国人旅行者数が8月15日に推計で2000万人を突破した。大阪府北部地震や、西日本豪雨の影響で伸び率が鈍化、懸念されたが、2017年よりも1カ月早く過去最速の達成となった。
菅義偉官房長官が8月20日、明らかにした。菅氏は、安倍政権は「観光」を地方創生の切り札、成長戦略の柱として推進してきたとし、2020年の訪日外国人旅行者を4000万人にする目標に向けて、取り組みを強化する考えを示した。

イオン 中国で小中学生の環境学習「チアーズクラブ」全国大会

イオン 中国で小中学生の環境学習「チアーズクラブ」全国大会

イオンおよび永旺(中国)投資有限公司は、中国・北京市で8月8~10日の3日間にわたり、第1回「中国イオン チアーズクラブ全国大会」を開催した。
小中学生を対象に環境学習の場を提供する「中国イオン チアーズクラブ」は、日本で1996年に開始した「イオン チアーズクラブ」の活動をもとに、中国で2014年に本格的に活動を開始した。現在、中国各地の店舗を拠点に77クラブ、約2000名の子どもたちが活動している。各クラブは毎年1つの環境テーマに沿って活動し、その成果を壁新聞にまとめている。
今回、中国で初開催になる全国大会に参加したのは、壁新聞の発表会で選抜された7エリア(北京・天津・青島・蘇州・武漢・広州・香港)、13クラブの代表者27名。全国大会では、壁新聞セッションはじめ、様々な体験プログラムを通じて自然環境への理解を深めた。

ジャカルタ・アジア大会 きょう開幕、45カ国・地域が競う

ジャカルタ・アジア大会 きょう開幕、45カ国・地域が競う

アジアのスポーツの祭典「アジア競技大会」が8月18日夜、インドネシアの首都ジャカルタで開幕する。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック前で最大の総合スポーツ大会であり、9月2日までの大会期間中、45カ国・地域の代表選手が40競技で技量を競う。
アジア大会は今回が18回目で、インドネシアでは1962年以来の開催となる。

世界の「住みやすい都市」で大阪3位、東京7位 英誌調査

世界の「住みやすい都市」で大阪3位、東京7位 英誌調査

英誌エコノミストの調査部門がまとめた「世界で最も住みやすい都市」ランキングによると、大阪が3位に躍進、東京もカナダのトロントと並んで7位に入った。
首位はオーストリアの首都ウィーン。前年まで7年連続でトップを守ってきたオーストラリアのメルボルンを退けた。4位はカナダのカルガリー、5位がオーストラリアのシドニーだった。
このランキングは、同誌が世界の140都市を治安や医療、文化と環境、教育、インフラの各分野で採点、総合比較したもの。
なお、最も住みにくい都市は前年に続き、内戦が続くシリアの首都ダマスカスだった。

“宇宙エレベーター”実現へ 福島でロボット着陸実験

“宇宙エレベーター”実現へ 福島でロボット着陸実験

地上と宇宙ステーションをケーブルで結び、人やモノを運ぶ壮大な構想「宇宙エレベーター」の実現に向けた実験が8月14日、福島県南相馬市の大規模試験場「ロボットテストフィールド」で行われた。
この実験は、宇宙エレベーター協会(所在地:東京都港区)などが実施した。上空の気球から吊り下げたケーブルを伝って、四つ足ロボットを載せたクライマーと呼ばれる昇降機が上昇していく。そして、火星などに着陸することを想定し、上空約40㍍からロボットが飛び降り、パラシュートを開いて着地した。
宇宙エレベーターは、ロケットに代わる大量輸送手段として期待されるが、技術的な課題はまだまだ多い。同協会によると、実際に宇宙まで行けたとしても、着陸するにはパラシュートや逆噴射などを使った安全な着陸方法の開発が求められる。同協会では、理論的には実現可能だ。2050年までには実現したいとしている。

7月訪日外客数5.6%増の283万2000人 7月として過去最高

7月訪日外客数5.6%増の283万2000人 7月として過去最高

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年7月の訪日外客数は前年同月比5.6%増の283万2000人で、前年同月の268万2000人を15万人以上上回り、7月として過去最高を記録した。
ただ、6月18日に発生した大阪府北部地震や、7月の西日本豪雨の影響で、訪日外国人旅行客全体の伸びは鈍化した。
市場別では、最大市場の中国が過去最高を記録したほか、15市場(台湾、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で、7月として過去最高を記録した。ただ、韓国、香港は減少した。

本田 現役で異例のカンボジア代表監督に就任

本田 現役で異例のカンボジア代表監督に就任

サッカー、オーストラリア1部メルボルンVに加入したMF本田圭佑(32)が8月12日、カンボジアの事実上の代表監督に就任した。
首都プノンペンで行われた会見に出席し、同国代表スタッフに入閣するサプライズ発表。現役選手が一国のA代表の編成、指揮の全権を担う異例のものだが、無報酬という。
本田の監督デビューは9月10日に同国内で行われるマレーシア戦となる。ただ、本田は指導者ライセンスを持たないことから、本田に代わり専属アシスタントのフェリックス氏(30)が現場の登録上の監督となる。契約は2年。