タイ工業連盟はこのほど、2020年11月の自動車生産台数が前年同月比11.9%増の17万2,455台と、19カ月ぶりにプラスに転じたと発表した。
全体の56.5%を占める国内販売が前年同月比18.6%増の9万7,441台、43.5%を占める輸出が4.3%増の7万5,014台だった。部門別では乗用車が9.1%増の6万6,296台、ピックアップトラックなどの商用車が13.7%増の10万6,159台だった。
1~11月の累計では前年同期比31.7%減の128万3,963台にとどまっている。うち、輸出が33.0%減の64万9,893台、国内向けが30.2%減の63万4,070台だった。部門別では乗用車が35.1%減の48万8,300台、商用車が29.4%減の79万5,663台となった。