韓国の検察は4月24日、文在寅(ムンジェイン)元大統領を、娘の元夫の不正な給与受け取りが賄賂に当たるとして、特定犯罪加重処罰法違反(収賄)で在宅起訴した。検察の発表によると、文氏は格安航空会社(LCC)、タイ・イースタージェット航空に娘の元夫を役員として就職させ、2018年8月から2020年4月までの間、元夫への給与や住居費名目で約2億1,700万ウォン(約2,150万円)の賄賂を受け取ったとされる。
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「日本国宝展」絵画, 仏像, 土器など135点展示 4/26開幕
大阪市立美術館(所在地:大阪市天王寺区)で4月26日から、先人から受け継がれてきた日本の国宝を集めた「日本国宝展」が始まった。6月15日まで。
大阪・関西万博の開催と同館のリニューアルオープンを記念した特別展。絵画、仏像、土器など歴史の教科書にも登場するような国宝135件を入れ替えながら展示する。縄文時代から近世にかけての”厳選された美”に触れる格好の機会となりそうだ。
中国・後漢王朝の皇帝から贈られた「金印『漢委奴國王』」(きんいん かんの・わの・なの・こくおう)、「袈裟襷文銅鐸」(けさだすきもんどうたく)はじめ、「火焔型土器」(かえんがたどき)はおよそ5,000年前の縄文時代中期を代表する土器だ。江戸時代に活躍した絵師、伊藤若冲の代表作「動植綵絵 群鶏図」などは出色。
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関税政策の影響 米がGDPマイナス最大 ジェトロが試算
日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア研究所は4月21日、トランプ米政権の関税政策による世界各国への影響調査を公表した。これは、これまでの関税政策が維持された場合と比較して、2027年のGDPにどう影響するかを調べたもの。トランプ大統領が4月2日に発表した「相互関税」(日本は24%)を前提とし、自動車産業については別途適用される25%で試算している。
日本は自動車が1.7%減、食品加工が0.6%減となるものの、全体では国内総生産(GDP)が0.2%のプラス影響になる一方、最もマイナスの影響が大きいのは米国自身との試算結果となった。
日本は米国への輸出依存度が低く、中国などと比べれば相対的に関税率も低い。そのため一部製品で、中国の対米輸出の減少分を補う可能性があるという。これに対し、米国は物価上昇が加速して消費が低迷し、事業者の負担も増加するため、GDPへの影響は5.2%減となる。
このほか、高関税が課されるベトナムは1.3%減、タイは0.5%減で、世界経済全体では1.3%減の見通しだ。
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首都圏24年度新築マンション8,135万円 4年連続最高更新
不動産経済研究所のまとめによると、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で2024年度に発売された新築マンションの平均価格は、前年度比570万円(7.5%)高の1戸あたり8,135万円となり、4年連続過去最高を更新した。
地域別でも軒並み価格は上がっており、東京23区は前年度比11.2%高の1億1,632万円、23区以外の地域は13.2%高の6,067万円、神奈川県は7.2%高の6,587万円、埼玉県は20.5%高の5,893万円、千葉県は10.6%高の5,604万円だった。
建設にかかる資材費、人件費に加え、土地価格の上昇が発売価格に転嫁されているほか、3月に都心部に1億円台後半から2億円台の高額物件が多く供給されたことが平均価格を押し上げた。
ただ、発売個数は前年度比17%減少し2万2,239戸にとどまり、1973年度の調査開始以来、最も少なくなった。